「普段、親とはよほどのことがない限り、メールや電話はしないけど、LINEをするようになってから少し話しやすくなった。
それこそ今まで母の日や父の日にプレゼントするのが苦手だったけど、最近はプレゼントを贈ってLINEですぐ『送ったから』と近況報告するのが習慣に。親と話す敷居を低くしてくれるLINEには助かっています」(男性/28歳/広告)
ひとり暮らしをしている人にとってもLINEは、お互いの近況報告をするに持って来いのツールのようですね。
同調べのフリー回答でも「日常会話、メールの代わりで。また赤ちゃんの写真や動画を送るため」(男性/25歳)、「LINEを使って、風邪など引いていないか確認しています」(女性/34歳)といった声が集まっていることから、LINEほかソーシャルメディアが親子のコミュニケーションを補う効果は大きそうです。
親も子どもも見直すきっかけにしたい親子のコミュニケーション
エピソードでは“子どもから見た親子の関係”についての意見が多く集まりましたが、これらのアイテムが親子のコミュニケーションに与える影響は、なにも子ども(10~30代)だけとは限りません。
というのも、育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんいわく「親自身、忘れかけていた幼少期や思春期の自分の映像を見ることで、『いつも子どもに偉そうなことをいっているけど、自分も子どものころは同じだったんだ』ということに気づきます。親としての上から目線ではなく、子どもと同じ目線に経って、子どもと会話をすることができるようになる」とのこと(NTTコミュニケーションズ調べ)。
成人した子どもだけではなく、親になった20~30代になった男女にも当てはまる親子間のコミュニケーション。「最近、ちょっと親子の関係がちくはぐになっている」という心当たりのある人は、さっそくこれらのアイテムを使って親子のつながりを見直してみてはいかがでしょうか?