実は、突然そう言われたので、何から話していいかわからなくって…(汗)。自分のことに置き換えたら、急に誰かの経験談を聞いても「それで?」って思っちゃうと思うから、まず「皆、今楽しんでますか?」って聞いたんです。

それから、「たぶん、女の子がいっぱいいて、競争のある世界だから、それぞれ思うことや、悩みもいっぱいあると思うけど、何かあったらいつでも相談にのりますよ」っていう話をしたんです。

やっぱり、私も彼女たちと同じAKB48の2期だから、“私たちはこういう気持ちで臨んでたよ”っていう、2期としてしかわからない話をして、「これから一緒にがんばっていきましょう」っていう話をさせてもらいました。

――佐江ちゃんの経験談を受けて、2期の皆さんからはどんな反応がありましたか?

そのときは私が日本語で話して、通訳さんに訳してもらったので、私の言葉で直接伝えられなかったんですが、話を聞いて涙を流してるメンバーもいました。

たぶんメンバーの中には、実際に悩みを抱えてる子もいて、話を聞いたことで感情がこみ上げちゃったのかもしれません。でも、そういうことは私も経験したことがあるから、今回話しができて、思いが伝わってよかったな、って感じました。

――最近では、SNH48の冠番組『シャンハイスクール48』でも、メンバーの皆さんが活躍する様子をよく拝見しますが、佐江ちゃんが思うSNH48の魅力を一つ挙げるとしたら、どんなことですか?

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