ハイ! チェンダマ? って発音するんですけど、SNH48の『最終ベルが鳴る』公演の「Cool girl」の曲の最初に、真的吗っていう台詞のパートがあるんですね。それがずっと頭の中に残ってて。中国語の会話の中でも、よく耳にしてたんです。

真的って、初めて聞いたときは、“聞いたことある、聞いたことあるぞ!”と思って、「真的ってなんですか?」って聞いたんです。そうしたら、「“本当”っていう意味だよ」って教わったんです。

それで、あーーーー!! と思って。それに疑問を表すがつくっていうことは、真的吗は「本当に?」っていうことだから…「本当です」って答えるなら、真的って答えればいいんだあーーーーー!!! って、どんどんつながって、それで覚えたんです。

――日本語でも「ホントに?」「ホント」っていうのは、会話によくでてきますもんね。

あと、カタコトじゃなく、サラサラっと言うと通じるんだなっていうこともありました。

中国語を話すときは、四声を意識してゆっくり、ゆっくり話してたんです。例えば、トイレはどこですか? っていう意味の洗手间在哪里? っていうのも、

「しい しょう じぇん ざい なー りー?」

って、一音一音、四声を頭の中で確認しながら、言ってたんです。でも、そうするとカタコトの中国語になって、かえって聞きづらいようで、「え?」っていう感じで通じないことが多かったんです。

でも、リズムにのってサラッと「洗手间在哪里?」って言ったら、「あっち、あっち」って教えてくれて、「あ! 通じた!」って思って。

――覚えた言葉が通じた瞬間って嬉しいものですよね。

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