子育てをしていると、どうしてもイライラしてしまうことってあるんですよね。
それは子どもに対して? 配偶者に対して? それとも義親に対して?
もちろん、それ以外の周囲の人たちにもイライラを感じることもあると思いますが、親族であるがゆえに、身近な人たちには特にイライラを感じやすいものかもしれません。
そんなイライラをうまく収めるに、心がけていることはありますか?
人それぞれの対処法があると思いますが、今回は、イライラを感じた相手別(子供、配偶者、義親)に、こんなことを心に留めておけば、イライラする場面を減らしたり、また収めることができるかもしれないという方法をご紹介したいと思います。
子どもへ
ダメって言ったことを繰り返してやるし、いたずらもするし、高いところに登ったり危ないところに行くし、走り出したら止まれっと言っても止まらないし、お店のものなどとにかくなんでも触る・・・。
そんな訳で、毎日の中で、何度も「ダメ! 」という言葉を使わないといけなかったりしますよね。イライラし過ぎて、ヘトヘト・・・そんな日々を過ぎしているママやパパも多いかもしれません。そんな子どもに対しては、心に留めておきたい言葉をご紹介します。
・この子はまだ生まれてから○年しか生きていない。それに比べて、私は○十年も生きている。
・「何が悪いのか」ただいま、経験しながら絶賛勉強中!
・新しいもの、キラキラするもの、楽しそうなものには心奪われる。当然、近寄る。
・わざと悪いことをやっているわけじゃない。「やりたい」という好奇心が勝つだけ。
特に外出先などでは、周りの人やお友達に迷惑をかけることもあり、さらに、イライラが募ってしまうかもしれません。でも、子どもが何かをやることについては、楽しいと思うこと、何だろうと思うものへの純真な興味からであることも多いんですよね。
できれば、上でご紹介したことを心に留めつつ、ただ「ダメ! 」と叱るのではなく、もしかしたら、理由はないかもしれないけれど、「今、何で、それ触った? 」などと理由を確認し、「なぜいけないか」を繰り返し説明していきましょう。
とはいえ、やはり魅力的なものには直感的に近寄ってしまうので、何度も注意と説明を繰り返すしかありませんよね。子どもたちはまさに今、色々なことに初めて出会ったり、経験したりしている道の途中。
余裕があれば、次はどうするべきかを教えてあげられるように、イライラして余裕がないときは怒った後に時間を置いてでも、ギューッと抱きしめながら、「次からは○○するといいね」とフォローをしてあげましょう。