「ニキビ対策でこまめに洗顔」って本当なんですかね?
毛穴がつまることがにきびのもとになりますので、石鹸を使ってよく顔を洗うことが大事です。
にきび(=尋常性ざ瘡)|慶應義塾大学病院 KOMPAS
皮脂をしっかり洗い流さないと、アクネ菌が増殖して……なんてよく言われますが、少なくとも私のケースでは、1日2回お湯または水ですすぐだけで、肌トラブルがほとんど起きません。
あっちが治ったと思ったら、次はこっち、と “いたちごっこ” を繰り返していたのがウソのようです。
「にきびや吹き出物になりたくなかったら、こまめに洗顔しなさい」って、本当なんですかね?
湯シャン記事でも書いたので、おさらいになりますが、シャンプーや洗顔フォームを始め、洗剤類を使わないほうが良い理由は、必要以上に皮脂を洗い流してしまうからです。
皮脂があることで、皮膚常在菌が生存でき、外からやってくる悪玉菌から守ってくれます。皮脂をきれいに洗い流してしまっては、悪玉菌が繁殖する余地をあたえ、様々なトラブルを引き起こしてしまうというわけです。
※参考:夏井睦『傷はぜったい消毒するな』(光文社)
科学的に言えば、洗えば洗うほど、お肌のトラブルが増えるような気がするのですが……。
慢性的な肌トラブルを、体質だと諦めていた方は、もしかしたら皮脂を落としすぎているのかも。もちろん体質によって様々でしょうが、少なくとも、お湯だけ洗顔を試してみる価値はあると思います。
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