「モリタ製パン所」工芸作家の森田優希子さん
おいしそうなパンは、見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。そんなパンでなんと照明器具を作っている女性作家がいます。その名も「パンプシェード」。見た目もパンそのもの。ワインのお供にぴったり!? というわけで、アトリエを訪ねてみました。
「パンって、私は『かわいい』と思うんです。食べておいしいのはもちろん、香りもいいし、見ているだけで幸せな気持ちになる。インテリアとして飾っておきたくなる。パン屋さんに入った瞬間の、あのハッピーになる感じ、テンションが上がる感じ、それをお部屋でも楽しんでほしいんです」。
そう語るのはアトリエ「モリタ製パン所」を営む工芸作家の森田優希子さん(28歳)。
森田さんの目の前には、さまざまなパンが並んでいます。フランスパンにクロワッサン、どれもとってもおいしそう。
本物のパンでできたインテリアライト。名前は「パンプシェード」
でも、これらのパンは食べることはできません。ここにあるのはなんと、本物のパンを素材とした照明器具なのです。その名も「パン」+「ランプシェード」で「pampshade(パンプシェード)」。スイッチを入れるとほのかに灯りがともり、あたたかい光を放ちます。まるでパンに新たな命が宿ったかのよう。
お値段は電池タイプが3900円〜5500円、コンセントタイプは8900円〜。見た目はパンそのものなので、誰かが触った瞬間にスイッチを入れて光らせ驚かせる“ドッキリ”ができそうです。
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