――おじさん嗜好、年上嗜好は最初からあったんですか?

 

M子「その年ごとで、年上が好き、みたいなものはありました。小学生の時に高校生が大人で魅力的に見えたり……」

A子「私も中高生の時は30代でも十分魅力を感じてて、自分の年齢が上がっていくにつれて”30歳、若すぎるよ”といった感じになりました」

――みなさんやっぱり年齢で言えばいちばん魅力を感じるのは40代?50代?

A子「私、けっこう50代ぐらいがいいかな

M子「40歳超えて、あっそうなんだ、って意識するみたいな」

――30代はじゃあ違う?

M子「30をきゃあきゃあ言うと、もうリアルで……」

全員「そうそう(笑)」

A子「30代中盤でもちょっと若いな、と。普通にかっこい人というか、おじさんとは呼べないな」

――何歳~何歳までがターゲットですか?恋愛と、憧れみたいなものと

全員「難しい…」


A子「私は恋愛を経たからこそ、若い子は違うなと思って……。上がいい、みたいな理想を描いたのもあるんです」


――憧れる職業イメージとかあるんですか?

M子「私、飲食店やっている人好きです。夜のバーのカウンターにいて、40過ぎてるけどどう見ても格好は若いみたいな(笑)」

K子「私は、職業でいうと大学教授とかいいですね。先生とかインテリ系は枯れ具合と、教養の高さみたいなものがあいまっていい!」

――ちなみにK子さんが「枯れ専」になったきっかけはなんですか?

K子「具体的なエピソードはないですが、みなさん大人だと包容力はあるな、って思うことが多い

――見た目でいうとお腹出てたり、髪の毛薄くなってたり、顔にシワがあったりする人もいますよね、そういうのは大丈夫ですか?

A子「私、すごい加齢臭が好きなんですよ

M子「出ました!」

 

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A子「電車とかであの匂いとか嗅げたりすると”今日はよかった”みたいな」

N子「人によるでしょ」

A子「基本的に、後ろ姿の人を嗅いで終わる。なんか、落ち着く。すごく癒されるとはなんか違う、安心感かなたぶん。あるんですよ、くたびれた感が。たぶんK子さんの好みとはちょっと違う。私はちょっとくたっとしているというか、くたびれてるおじさんを見るとちょっとキュンとする。新橋の飲み屋の感じが好きなんですよ、サラリーマンの背広を着たおじさんが疲れたまま飲んでる、みたいなああいう感じすごい好き」