[第68回] 宮澤佐江「AKB48第6回選抜総選挙」12位の心境＆舞台のウラ側

 コメントを前もって考えるのは、“自分が選ばれて当然”みたいに思っちゃうからいやなんです。だから毎年コメントは絶対に考えないんです。

でも今年はどんな順位に入らせてもらっても、自分が1年間ステージに立てない時期があって、“ステージに立てたときの喜び”とか、“この環境ってスゴく幸せなんだよ”っていうのを、後ろに座ってる一期生や後輩や、ファンの皆さんに、自分の気持ちとして伝えたいっていうことだけは頭にあったんです。

“選挙で選ばれて今の気持ちはどうですか？” っていうよりも、総選挙を1年の軸としてみたときに、この１年で自分が嬉しかったこと、こういう喜びがあったっていうのを伝えられたらいいな、って。

メンバーの中には“○位のコメントしか考えてなかった”っていう子もいて、それはそれで、もちろんカッコいいなって思うし、自信とか、ファンの皆さんへの期待や絆も見えるからいいけど、私はまだそこまで自分に自信が持てないから…。

――今年のコメントは、いろんな方に向けて話されてるなっていう印象でした。ファンの方、後ろにいるメンバー、そのほかいろいろな方たち。同じ言葉ですが、受け取る人によってさまざまな意味の出てくる言葉だったのかなと思いました。

そうですね。あと、今年は身内や仲間の人がこれまで以上に投票してくれた年でもあったんです。舞台で共演した方が、皆でやってるLINEで「佐江の投票、明日までだよ！」ってやってくれてるのを見てたし、私の家族は絶対投票しないんですけど、親類が皆いつも応援してくれているんです。

そういうのを今まで以上に身近に感じられたので、総選挙前の政見放送でも同じことを言ってたんですが、“いろんな方と出会って”っていう言葉は必ず言おうと思ってたんです。

――総選挙の日の夜は、宮澤ファミリーで食事もされたとのこと。

総選挙が終わってお家に帰ったら、ママとお兄ちゃんと、お兄ちゃんの友達と、私が小さい頃からずーーーっと宮澤家と仲がいい山梨の知り合いと、ママの知り合いが迎えてくれました。皆でご飯作って、総選挙の様子を見ててくれてたみたいです ^_^

――あと、LINEのスタンプのことも教えてください！