3. 「旅行に誘われたんです」

「合コンで知り合って、何度かふたりで会っていた男性から旅行に誘われたんです。

まだ告白がない段階だったけれど、いよいよ『付き合ってほしい』と言われるんだと思って、迷いながらもOKしました。

ところが旅行当日に、その男性から『彼女と喧嘩しちゃって、旅行代がムダになるところだったから、助かった。ありがとう』の言葉とともに、延々とその彼女との仲を相談されるハメに…。

一緒の部屋で寝ても当然ながら手も出してきませんでしたが『私、何やってんだろう…』って、勝手に自分だけが盛り上がっていたのが情けなかったです」(33歳/営業)

勘違いしても仕方ないシチュエーションだとは思いますが、この男性は、完全に“友達”として女性を頼ってきただけだったということなのでしょうか…。

4. 「結婚するなら君みたいな子って言ったくせに」

「婚活パーティで出会った男性から、何度かデートに誘われ『結婚するなら君みたいな子がいいんだよね〜』って言われていました。

でも全然告白してこないし、会うのも月に1度あるかないかで。私としてはその人のことが気になっていたので、ハッキリしたいと思って気持ちを打ち明けました。

そうしたらなんと彼女がいるらしく、自分は結婚を考えているけれど彼女に全然その気がないから、婚活で別の女性を探したけれど、やっぱり彼女のことが好きだと。

私に思わせぶりなことを言ったのは、彼女と比較して『彼女が君みたいな子だったらいいのに』という趣旨だったと言ってきたんです。バカにされた気がしました」(31歳/小売)

これは、興ざめするほどヒドい展開ですね…。思わせぶりなことを言っておきながら、本人は無自覚そうなところが、なんとも残酷です。

「脈アリ」だと思っていても、実際には勘違いだった…というのは、そこまで珍しい話でもありませんが、世間には思わせぶりな言動をして女性を誤解させる男性もいます。

こんな男性たちの言動には惑わされないよう、くれぐれも気をつけてください。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」