実は「これを言ったら絶対セクハラ」という言葉は明確にはありません。なぜならそれを不快と感じるかどうかは人それぞれだからです。

つまり「セクハラかどうか」「滑るかどうか」は人や場所、状況によるのです。

 

キャラを理解する

どちらも同じ内容の発言ですが、だいぶ印象が変わりますね。

「結局顔かよ!」「ふざけんなフナムシが!!」「カメムシゼリー野郎!」

という声が聞こえてきそうですが、違います。問題は見た目というよりも、キャラです。

同じセリフ、行動でもキャラ次第でウケたり滑ったりします。ウケれば当然、セクハラにはなりません。

なので、自分がその発言をして、相手にとって不快感を与えないキャラクターかどうかを見極めることで、セクハラを回避することができるのです。

キャラ次第では、男前でも気持ち悪いですし、容姿が優れていなくてもウケます。


 

集団相手には滑る率100倍

前述の通り、セクハラと捉えられるかどうかは人それぞれです。ということは、相手が多くなればなるほど、ものさしが増えていって滑るリスクは倍々ゲームになっていくのです!

漫才やコントと同じですね。対象が増えれば危険が増す…肝に銘じましょう。


 

ツッコんでもらう

人間、誰にだってミスはあります。生きていればつるーーーん滑ることもあります。それは仕方ありません。

そんなときはツッコんでもらいましょう。クソ滑っても「おもんないんじゃクソカス!!恥垢!!」と言ってもらえれば取り返せるのです。

しかしそれは対等な立場あってこその話。自分になかなか反論できないような立場の相手には、ツッコミを期待できません。つまり部下や後輩など相手には、一層の注意が必要というわけですね。

 

 


以上「滑るとセクハラになる理論」でした。いかがでしたでしょうか。

男性を男性として見る、女性を女性として見ること自体は決して悪いことではありません。ただ「これ、この人に言ったら滑るんちゃうかな…?」と考えることによって、不快を減らすことができるのではないでしょうか! ぜひご活用ください。

最後に一言。

 

 

 

 


真面目か!!!!

とつの:漫画家・イラストレーター。今のところ逮捕されたら「無職」と報じられてしまうので、逮捕されても「作家」と報じられるくらいに早くなりたいですね。将来の夢は、吉高由里子さんと鳥貴族に行くこと。公式サイト:腐海曼陀羅