絵本『はらぺこのライオン』10月11日(金)発売




株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、絵本『はらぺこのライオン』(ルーシー・ルース・カミンズ作・絵/石津ちひろ訳)を、10月11日(金)に発売いたします。

あらすじ



むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとペンギン、カメ、ミケネコにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにオオブタ、もこもこのヒツジにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。




ちょっとまって。むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとペンギン、カメにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。



あれっ、ちょっとまって。はらぺこのライオンとカメに耳のたれたウサギ、カエルにコウモリ、そしてコブタしかいなかったみたい。ほかには? いないよ。



うーん……。むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとカメと耳のたれたウサギ、そしてコブタがいたんだよね。……そういえば、どうぶつたち、つぎつぎにへってない?

ライオンのまわりの動物たちが次々にへっていきます。お腹をすかしたライオンが食べてしまったのでしょうか。いいえ、動物たちは……



ライオンの誕生日を祝うために、こっそりと準備をしていたのです。
ハッピーエンド! と思ったら……?
予想外の展開が次々と起こって笑える、読み聞かせにぴったりの絵本です。
ぜひ手に取ってご覧ください。

【作・絵】ルーシー・ルース・カミンズ
アメリカの絵本作家。装丁家。カナダで生まれたのち、アメリカに移住し、ニューヨーク州コートランドで育つ。子どもの頃から、『おやすみなさい フランシス』『こぐまのくまくん』(ともに福音館書店)などの名作に親しんできた。児童書の出版社にて20年以上にわたって児童書の装丁を手がけ、本作で絵本作家としてデビュー。邦訳された作品に、『ラブレターをもらったら』(アニカ・アルダムイ・デニス文/BL 出版)がある。


【訳】石津 ちひろ(いしづ ちひろ)
愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。絵本作家、翻訳家。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。その他の創作絵本に『おやおや、おやさい』(福音館書店)、訳書に『わたしのすみか』(岩波書店)、「リサとガスパール」シリーズ(河出書房新社)などがある。


【絵本制作の裏話】
作者のカミンズは、児童書の装丁を数多く手がけ、人気絵本作家ジョン・クラッセンのデビュー作『なんびきのねこたちおどる?』(犀の工房)の装丁にも携わりました。この絵本のラフができたときにクラッセンに見てもらって、すてきなアドバイスをもらったそうです。


書誌情報


タイトル:はらぺこのライオン[作・絵]ルーシー・ルース・カミンズ
[訳]石津ちひろ
[定価]1870円(税込)
[発売日]2024年10月11日(金)
[判型/ページ数]A4変/32ページ
[対象年齢]3歳~
[発行]株式会社徳間書店
[商品ページ]
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198659109




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