スマートフォンでの写真撮影は避ける

スマートフォンを完全防水ポーチに入れて、プール内で撮影をするツワモノのママもいるのだとか。これはあらゆる面で避けたほうが無難。プールによっては次のような規定がある場所もあります。

「許可のない写真撮影・ビデオ撮影を禁止します」
「盗難防止のため、ご自身のお荷物や貴重品などはプールサイドに持ち込まず、必ずロッカーに入れ施錠してください」

そもそも写真撮影を禁止している施設があります。プールサイドでの親子撮影程度なら目をつぶってくれるケースもありますが、盗撮などのトラブルを考えれば、このようなルールがあるのもうなずけます。

また、スマートフォンはれっきとした「貴重品」。プールに落としてしまうなどのトラブルを考えれば、そもそも持ち込まないほうがよいといえます。

アクセサリーは外す、長い髪はまとめる

時折、ネックレスやブレスレットをしたままプールに入る人を見かけますが、これも事故防止のため止めておきましょう。プール内では、かすり傷程度でも出血しやすいものです。塩素で貴金属も痛みますので、外して保管しておきましょう。

また、ママ・子ども問わず長い髪はまとめて入水しましょう。市営プールなどでは、水泳帽をかぶることをルールにしている施設もあります。できれば、髪の広がりを最小限におさえられるよう、みつあみやシニヨンスタイルにするといいでしょう。

子どもから目を離さない

プールでは、絶対に子どもから目を離さないでください。プールサイドですべって転ぶ、プール内で身長の届かないエリアまで泳いでしまうなど、事故の要因はあらゆる所にあります。

また、はしゃいで水をかけあう、潜水ごっこをしてしまうなど、周囲の人に迷惑がかかることをしたときに、さっと注意できるようにするのも大切です。子どもは活発に動き回ります。ママ同士、おしゃべりに夢中になって子どもの姿を見失ってしまうことのないようにしてください。

以上、プール遊びで気をつけるマナーについてお伝えしました。守るべきことはきちんと守り、夏のレジャーを楽しんでくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。