3月も下旬に近くなり、おでかけに最適の季節となりました。
こんなときこそ、普段行けない行楽地や、滅多に乗らない電車内で、子どもに公共の交通機関や施設でのマナーを教える絶好の機会です。
ところが、おでかけを楽しむあまり、道中や施設でマナーに欠ける行動をしてしまう親がいます。
今回は、『1人でできる子になる「テキトー母さん」流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が、おでかけ中のマナーについてお話しします。
行列に割り込まない
遊園地の人気アトラクションは大行列。そこにオジサンが一人で並んでいました。あと少しで乗れるその瞬間、ダダーッっと、そのオジサンの家族と思われる人たちがやってきて、列に割り込みました。
このオジサンは3人の子のパパで、家族代表として並んでいたのです。
家族だけでワンボックスで乗れるアトラクションだったら良いのですが、そうではない場合、後ろに並んでいる人たちは、とても嫌な気分になります。
最近は整理券を配る施設もありますが、そうではない場合は乗る人全員で並ぶようにしましょう。
子どもを野放しにしない
子どもは広い場所を見たら走りたくなります。でも、入ってはいけない芝生や整備中の広場があります。
子どもは鯉や鳥や動物を見たら餌をやりたくなります。でも、餌の種類が指定されていたり、食事量を制限している動物もいますので、子どもが自分で持ってきたお菓子をあげると良くない場合があります。
そんなとき、親が遊びに夢中になってしまい、子どもを野放しにしないようにしましょうね。
施設の注意書きは必ず読むようにしましょう。
混雑しているときは子どもを抱っこする
家族でショーを鑑賞中。座席は満席です。でも、抱っこ出来る小さな子に一席とってしまうのはどうでしょうか。
譲り合いの気持ちで、一人でも多くの人が着席できるようにお互い気遣いをしましょうね。