負け惜しみ男

次にご紹介する毒男は『負け惜しみ男』です。以前、こんなことがありました。付き合って欲しいというアプローチを丁寧にお断りした途端、態度を急変させ「君の良くないところは…」などと批判を繰り返すようになった男性がいました。

ある時、1時間近く、私の性格や仕事のやり方を否定され続けたため、珍しく落ち込んでしまいました。友人(男)に「私は、仕事ができない、性格の悪い女らしい…」と、アプローチから批判されるまでの一連の経緯を話すと「それは男の負け惜しみ!気にする必要なんてないよ」と言われました。

そうなんです!彼の批判は全部、負け惜しみなんです。でも、その友人に言われるまで、批判されたこととその内容に気を取られ「私自身に問題があるのではないか…」と自分を責めていました。批判する男性に疑問を持つのではなく。

女性の側には問題がないのに「自分が悪かったのかな?」と悩ませる。フラれた悔しさで、人格否定して女子を傷つける。これが、このタイプの毒男の怖いところです。でも、その批判は全部負け惜しみ。

冒頭で書いた、ナンパを無視した結果言われた「お前になんて興味ないんだよっ、ブスっ」のひと言も、負け惜しみだと思えば笑えます。傷つくような負け惜しみを言われたら「ちっちゃい男だな」と心の中で囁くと、気分もすっきりします。

 

 

否定男

最後の毒男は『否定男』です。何でも否定で返して「自分が正しい」「君より知識が豊富」だと示して、女性より高いポジションに立とうとする男性です。何を言っても否定されるので、正しい内容ですら「私が間違ってるんだ」と不安な気持ちにさせるのです。そして、自分でも無自覚に、否定されたことに影響されてしまうのです。否定男と付き合い、否定され続けた結果「私はダメな人間だ」と思い込まされた友人がいます。自信やヤル気を、否定男の毒牙が奪うのです。

彼氏はもちろん、上司、同僚、親など、身近な人間から否定されると、自信を失くしますし、精神的に不安定になりますよね。何でもかんでも否定する男性は、DV男と同じ。腕力の代わりに、言葉でねじ伏せようとするのです。

否定男とは、距離を置くのが一番安全。でも、どうしても付き合わなければいけないならば、データを示して会話すること。例えば、スマホの画面で、正しい情報を示しながら論理的に話すと、否定男は抵抗できなくなりますよ。試してみてください!

毒男から身を守るのは自分自身。そのためにも、上記を参考に、誰が毒男なのか、見極める目を養いましょう!

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。