上から目線で激励する

「じゃあ、頑張ってくださいね」

時々、去り際にこういう声のかけ方をする女性を見かけます。男性のことを応援してのことだろうけれど、何かが違う……と思ってしまいます。

好きな人のことを応援するのは女性の基本姿勢ですが、言葉の選び方を間違えると、上司の激励っぽい言い方に。

他には、男性がスポーツや音楽関係の活動をしていると、周りの人に「彼のことを応援してあげてください」と頼みこんでいる女性もいます。

これも彼の味方でなければ出てこないセリフだとは思いますが、微妙に上に立って発言している印象をぬぐえないのです。まるで保護者?

自分が彼の応援者だということをそこまでアピールする目的は何か、そっと見守っているだけでは満足できないのかといったことも、自分の心に聞いてみた方がいいかもしれません。

平気でボディタッチする

男性の体に触れてドキッとさせるのが「恋に効く」と主張している方もいますが、これこそ眉唾モノではないでしょうか。

筆者の周りでは、平気で肩や腕を触ってくるのは、おばちゃん世代の特徴で間違いないです。悪気はなさそうだけど、男女問わず誰にでもよくそうしているのだろうな……と思わせられる。見ていると、実際当たっていることがほとんどです。

一方で、「ああ、可愛いな」と思わせるようなみずみずしい魅力のある女子は、他人に簡単には体が接触しないよう、距離を置いています。

半径45センチ以内には不用意に異性を立ち入らせないような、キレイな空気の層を感じさせるのが、モテ清楚です。

「誰でもOK」ではなく、そこに透明な境界線があった方が、軽く見られない女性になれます。しあわせな恋愛をする上では大切なことだと思っています。

まとめ

やけに男性への共感や同情を示す。気軽に体に触る。

こういっただらしないイメージのモテテクが出回っている理由ですが、確かにそれを受け入れる男性もいて、「それなりに効果があった」と思い紹介してしまう人もいるからなのでしょう。

しかし、そんなベタベタしたテクニックが通じるような男性が魅力的でしょうか。自分が好きになった人がそんなタイプか、冷静に考え直した方がいいかもしれませんね。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。