恋人のために頑張った経験がないなんて人は、ほぼいないのではないでしょうか。恋人と良好な関係を続けたい、愛を伝えたいと、無意識のうちに体が動いてしまうものですから。

そこで今回は筆者周りの男女4名に「自分史上、恋人のためにすごく頑張ったこと」をインタビューしてきました。よければ参考に、よければ反面教師にしてみてくださいね。

ラブレターを毎日渡して、コミュニケーションもラブ度もUP

「12~22歳の10年間、好きだからこそ続けていたことがあります」と、Mさん。なんと、毎日一言でも彼のために手紙を書いていたそうなんです!

10年間もなにかを続けるだけでもスゴいのに、手紙まで書いていたなんて……! 本当に恋人のことが好きだったことが伝わります。

彼にもMさんからの愛はしっかり伝わっていたようで「関係に絶対の安心感を与えていたと思うし、より自分を理解して貰えたと思う。喧嘩しても、手紙は書くようにしてたから仲直りもしやすかったよ」とのこと。

ただ「最初は喜んでくれていたんだけど、その後それが普通になっちゃって……。当たり前になり過ぎたこともあって、渡さないとクレームが入るくらいまでになっちゃった」と、Mさん。やっぱり何事も当たり前になってしまうと感謝することを忘れてしまうんだなということに気付かされました。

恋人が好きだからこそ「頑張りたい」と、つい無理をしすぎることは多いもの。ですが、自分に合わないことを頑張り続けてしまうと、のちのち辛くなってしまうので、無理せず続けられるものを頑張るのがいいかもしれません。

またMさんによれば「毎日手紙を書いていたから、別れる時ダンボール何箱分にもなっちゃって“捨てられない”って、彼は嘆いていた」そう。別れる前提でなにかを頑張る方はいないと思いますが、こういう可能性があることも頭に入れて頑張ることを決めるのもありですね。

「絶対に手離したくない」と思ったから、正反対の自分に変わった

好きな彼のためなら、いくらでも頑張れると考える女性は多いのではないでしょうか。Kさんは40歳の時、お付き合いした彼のことが好きで性格まで変える努力をしたそう!

「前はドSだったから、尽くしてもらうのが当たり前なお付き合いをしていました。でも今の彼に会ってからは、料理も美容もめっちゃ頑張って相手好みにシフトしましたね」とのこと。

おかげで、彼から褒めてもらう機会も増え、喧嘩もなく平穏でラブラブな日々を過ごしているそうです。

「絶対に手に入れたい!」、「ずっとこの人と一緒にいたい!」と思う人で出会ってしまったのであれば、めちゃくちゃ頑張って自分を変えることも幸せになるには有りだと、頭に入れておきましょう。

気持ちを押し付けすぎず、きちんと相手の気持ちを汲み取った行動を

「男気が溢れる」と聞くと、あなたはどういう人を想像しますか? 私はTさんにインタビューするまで「仕事をバリバリしていて、豪快におごったりしている人?」くらいに思っていたんです。

そんなTさんがお付き合いされているのは、幼稚園に通う男の子を育てるシングルマザーの方。

「昼も夜も忙しなく働いている彼女が好きですし、支えてあげたいと思ったのがお付き合いのキッカケです。だから、毎日料理を作って彼女の家に持っていったり、俺が休みで彼女が仕事の日には子どもと1日遊んだり、必要なものは買い揃えたり……。彼女に頼まれたわけでもないんですが、それが支えるということかなと」と、Tさん。

きちんと彼女の状況を把握し、少しでも彼女が楽になるようにと行動されているそう! だからといって、無理に同棲しようとしたりお金を渡したりすることは「彼女が望んでいないから」と、していないのだとか。

晴れて、先日結婚も決まったことを聞いて「彼女の気持ちも汲み取った上で、無理に自分の要望を押し付けず、できることをされているTさんこそ、まさに男気が溢れる方だな」と感じました。