夜中に何度も赤ちゃんに起こされるのはとても辛いもの。
赤ちゃんの夜泣きの原因には「体内時計」と「寝かしつけ」の2種類があることを教えてくれたのは、「赤ちゃんの眠り研究所」の代表で"夜泣き専門保育士"の清水先生。
「"寝言泣き"」など目から鱗の内容を教えてくれた清水先生に、赤ちゃんに夜ぐっすり寝てもらうために、どのように習慣を作れば良いのか? また日本と海外での寝かしつけのギャップについてお話を伺いました。
1)赤ちゃんの「寝かしつけ」習慣を変えるには3日必要
——私もそうでしたが、「寝かしつけ」の習慣を変えたいと思っていても、なかなかその一歩が踏み出せません。どうすればよいでしょうか?
夜泣き専門保育士・清水悦子先生
清水悦子先生(以下清水):それが結構難しいと思うんです。「いい情報を聞いたからやってみよう!」とパっと行動を変えられる人もいますが、悩みに悩んで、レベルが深くなってからではないと踏み切れない、行動に移せないという方もいます。
その人なりの決断のタイミングがあるので、難しいなと最近は思っています。というのも夜泣きに悩むお母さんたちには泣かせずに寝かしつけを変えたい、という希望する人が多いんです。
——やはりお父さんを起こしたくないという方が多いのでしょうか?
清水:そうですね。泣かせると「どうしておっぱいをあげないんだ」と口を挟んでくるお父さんもいるし、住環境の問題で近所迷惑にならないかとか、通報されないか、と心配になってしまうんでしょうね。
でも、本にもありますが大体3日くらいは泣く、というのが前提です。
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