みなさん、健康ですか? 自分の体のこと、知っていますか?
食事や運動など、日々、健康に気をつけているよ! という人も多いかもしれませんし、自分の持っているアレルギーや、「○○しやすい」などを体質として認識し、薬を飲んだり、なんらかの対応策を取っているなど、ご自身や家族の健康を管理している場合がほとんどだと思います。
でも、予防接種や病院での問診票で、「親族でこの病気にかかったことがある人はいますか?」と聞かれた時、自分の親や旦那様のご両親、または旦那様の子どもの頃の病歴や体質などについては、意外と知らなかったりするかもしれません。
もし、どんな病気になりやすいか、自分の体がどんなリスクを抱えているか、遺伝子レベルで知ることができたら、予防策を取ることができますし、子どもたちの病気のリスクを知ることにもなるのではないでしょうか。
2014年8月12日から、自宅で気軽にできる遺伝子検査「MYCODE」(DeNAライフサイエンス)のサービスが始まります。
それでは、少し詳しく遺伝子検査の内容について見てみましょう。
■ただ調べられるだけではない! 検査のメリット
もし、遺伝子検査で、ある病気になりやすいという傾向がわかっても、もちろん、その遺伝子を書き換えてしまうことはできません。それに、検査結果で出た「発症しやすい傾向」は、その病気を必ず発症するという結果ではありません。でも、自分を知る指針になるのがこの検査なのかもしれません。
MYCODEのサイトによると、
”そもそも生物が病気になる要因には、遺伝的なものと環境的なものの二面があり、完全に遺伝によるものもありますが、多くの場合は、その両方が絡み合っています。
例えば、ある特定のがんのなりやすさは、個々人の遺伝子と関連しているという報告が多くありますが、環境的な要因も影響しています。肺がんなら喫煙、皮膚がんなら紫外線といった刺激は、がんの発症と関連していると考えられています。
つまり、発症可能性の高い遺伝子を持っていたとしても、禁煙や紫外線対策などの環境要因のリスクを下げ、がんの予防につなげられるのです。”
とのことなので、自分の体質や傾向を知ることで、健康であり続けるために、より現実的に「何をするべきか」「何をしないべきか」を認識することができるようになります。