いよいよ、夢の「リニア・鉄道館」へ!

名古屋駅をあとにし、あおなみ線に乗り換え終点の金城ふ頭駅を降ります。すると、そこには大きな建物が。そう、これがリニア・鉄道館なのです。

入り口は意外とシンプル。ゴテゴテしないないところがいいですね。

 

   

 

会場に入ると、いきなり蒸気機関車(C62)、新幹線(300X)、リニアモーターカー(MLX01-1)が展示されています。もちろん本物。すごく巨大で圧倒されます。リニアモーターカーをこんな近くで見られるのは、ここだけですね。

 

蒸気機関車(C62)
  
新幹線(300X)

 

リニアモーターカー(MLX01-1)

 リニアモーターカーは空気抵抗などの関係で、窓がとても小さくなっているそうです。

 

  

中に入ることもできます。この車両は実際にテスト走行していたもの。片側にしかイスがありませんが、実際には両側に席が設けられるそうです。というか、リニアモーターカーの中に入れたことに感激しています。

 

 

食堂車も展示されていました。新幹線に食堂車があったこと、僕は知りませんでした……。しかも10数年前までは現役で稼働していたとか。 

 

   

 

厨房もあります。ここだけ見ていると新幹線の中とは思えませんね。

 

当時のメニューを再現したサンプルも展示されています。うーん、一度食堂車でご飯を食べてみたかったなー。当時は、指定席を取っている人でも、ずっと食堂車にいた人も多かったとか。いや、その気持ちわかりますよ。

 

はい、こちらはドクターイエローです。ドクターイエローとは、新幹線区間の線路状況や架電の状態、信号の状態などを調べるための業務用車両。黄色い車体から「ドクターイエロー」と呼ばれ、駅などで見かけると幸せになれるとまで言われています。僕、名前は知っていましたが実物見るのは初めてです。

 

 

中に入ることができます。ドクターイエローは基本的に点検用車両のため、車内には座席はありませんが、展示されていたのは客席がある車両でした。見学会などが開催されるときに使われていたそうです。
  

 

天井には架電を検査するため、窓が開けられており、そこにビデオカメラが取り付けられています。走りながら架電の様子を録画し、架電をチェックするそう。さすがドクターイエロー。かっこいい。

 

そのほか、在来線も多数展示されています。国鉄時代のものが多く、なにかノスタルジックな気持ちになります。

 

   

 

変わった車両を発見。「オヤ31形式 建築限界測定車」です。線路付近の支障物を確認するための車両。そのため、車体にセンサーが多数取り付けられているんですね。別名「花魁電車」などとも呼ばれていたそうです。