メインイベントは新幹線シミュレータ
さて、リニア・鉄道館の一番の目玉といえば、N700の運転席をリアルに再現した、運転シミュレータです。1回500円で15分間運転を楽しめます。
しかし、抽選方式で1日に28名ほどしか体験できないとあって、運転ができるには運が必要。シミュレータ自体の見学はいつでも自由にできますよ。
ということで、今回特別に編集長が運転シミュレータに挑戦できることとなりました。JR東海さん、ありがとうございます!
今回、運転士の免許を持つJR東海の広報の方が、隣で操作を教えてくれました。ふむふむと聞く編集長。シミュレータでは、東京〜名古屋間を10分ほどで運転します。
いざ出発! 新幹線の線路には信号や踏切がないため、運転は比較的簡単なんだそう。
モニター上に「運転曲線」というグラフが表示されます。このグラフに合わせて速度をキープしていけば、時刻通りに駅に着くというわけです。ただ、線路の勾配により新幹線の速度が変わるため、こまめな速度調整が必要です。
横を見ると富士山が。しかし、運転に夢中な編集長は見ている余裕などありません。なお、運転は3段階から選べます。編集長がトライしたのは「見習い編」。これはとても簡単なんだそう。あとは「練習編」と「達人編」があります。「達人編」になると、悪天候や夜間走行なども選べ、うまく運転できないと途中で強制終了もあるそうです。怖い。
ちょっと最後、駅のホームでの停車がうまくいきませんでしたが、無事完走。運転が終わると「修了証」が表示されます。いやー、これすごい楽しいですよ! JR東海が、このリニア・鉄道館のために作ったというN700シミュレータ。元運転士の方が来て「本物そっくりだ」と言ったとか。気合い入ってます。
このほか、在来線のシミュレータもあり、そちらも人気となっています。同じく抽選なので、訪れたら速攻申し込みましょう。
ということで、リニア・鉄道館探訪記でした。正直、ものすごい楽しいところです。今回はご紹介できませんでしたが、お子様が遊ぶキッズコーナーもありますし、リニアモーターカーの体験コーナーもあります。また、展示車両の数が多くて、見ているだけでも飽きません。
もうすぐお子様の夏休みも終わってしまいますが、「今年の夏はまだどこにも行ってないよ」という方や、「最後にもうひとつ思い出作っちゃおう!」という方、リニア・鉄道館オススメですよ!!