本当に許せなかった彼女の浮気h2>

「数年前、元カノの浮気が発覚して別れました。

別の男と遊んでいたのを『あなたが忙しくて会ってくれないから』と俺のせいにされて、別れた後もなぜか俺が元カノを大事にしていなかったとおかしな噂を流されました。

腹が立って、元カノに正面から『嘘をつくのはやめてほしい』と言ったら、それでまた俺が元カノを攻撃したみたいなことを吹聴されて、人間不信になりかけましたね。

俺を信じてくれる友人ももちろんいたし、そんな噂も数ヶ月で消えたけれど、あのとき感じたのは『浮気をするような人間はどこまでも自分の保身しか考えない』ということです。

結局、自分が俺を裏切ったのをごまかしたいから、そうやって嘘を付くんですよね。

俺を傷つけてでも自分を悪く言われるのは避けたい元カノのやり方が、本当に許せなかったです。

そもそも浮気なんて俺は考えないけれど、いざそんなことをしたら人はこう変わるのだと目の当たりにして、自分は絶対にしないと改めて思いましたね。

元カノは俺と別れた後でその浮気相手とすぐ付き合いだしたけれど、そっちとも一ヶ月経たずに別れたと聞きました。

そんな恋愛を繰り返して何が楽しいのか、わかりません」(29歳/配送)

自分の浮気をごまかすために、元恋人を悪者にでっち上げる人は男女関係なくいますが、好きだった人のそんな姿は大きなダメージを受けるものです。

こちらのケースでは、「こんな人とは思わなかった」と男性は繰り返していましたが、変わってしまうのは「浮気は人に責められるものと理解している」から。

こんな豹変を知ったからこそ浮気のおそろしさが身近になり、自分についてもその可能性を否定できないのは、正常な感覚ではないでしょうか。

浮気はしないのが当たり前、自分の価値はいつでも自分が守っていたいですね。

恋人に一途だからほかの異性に目を向けない、のは自然な気持ちである一方で、浮気がもたらすネガティブな影響を目の当たりにすれば、「浮気はしない」と改めて誓うのは自分のためといえます。

道を誤ってしまえばその事実が消えることはなく、事が終わった後もいつどこでそれを持ち出されるか、わかりません。

近しい人を裏切らないのが本来の正しい在り方だと、改めて考えたいですね。