毎日あるものだから、あまり深く考えたことが無いという女性がほとんどだと思いますが、「おりもの」とは、子宮(子宮内膜・子宮頸管)や膣内からの分泌液で、女性の体にとって無くてはならない、大切な役割を果たしています。
ちなみにおりものの量は、一般的に20〜30代が最も多く、更年期(40代以降)に入るにつれて徐々に減っていくとされています。
女性の体を守る「おりもの」の3大機能
1:病気や細菌から体を守る
子宮の入り口は肛門や尿道の近くにあるので、排便や排尿時にさまざまな雑菌が付着しやすくなっています。おりものには、こうした雑菌を洗い流す作用があるのです。
2:性交に伴う痛みを緩和
性交時に膣内の潤滑さを促進する働きがあり、性交に伴う痛みを和らげてくれます。
3:受精をサポート
排卵前になると、精子の受け入れ態勢を整えるべく子宮内の分泌液が増えます。これにより、膣内環境が整い妊娠しやすい状態になります。排卵前後の時期になるとおりものが増えやすくなるのは、このためです。
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