[81回]宮澤佐江、ミュージカル「AKB49」を通して気づいた「後輩のために、こんなに涙を流せる自分がまだいたんだ」

 その後がたまたま歌だったので、そこで切り替えることができたんです。でも後でメンバーたちから、「佐江さん、あのとき本当にヤバかったですよ。笑いをこらえるのに必死でしたよ（笑）」って言われちゃいました。

でも、ハプニングといえば、それが唯一のハプニングでした！

ーー 生の舞台ならではですね。

そう思ってくれるとありがたいけど、全部バレてたんですね。えへへ (*ﾟｰﾟ)> 

ーーでもファンの方にはバレてないかもしれないですよ。

えーー。気付きますよ〜。だって…、だって劇場内から笑い声が漏れてましたもん（泣）。一瞬、冷や汗でした。「早くッ！ 早く返事して〜！」って。その間は、たったの数秒だったはずなのに本当に長く感じたなあ。

ーーなぜにここで？ というところでハプニングが起きたりするんですね。

それは本当にそう思います！ 稽古で1回も噛んだことがないところで台詞を噛んじゃったり、力み過ぎちゃったり。

ーーそれにしても今回は運動量も相当なものでしたね。舞台の端から端まで駆け回ったり、スクワットをしながら台詞を言ったり。

あ、スクワットはいつもやっていることなので、思ったより平気だったんです。でも、その後に歌った『RIVER』では、足がプルップルしてました。

でも達成感があるんです。疲れることは疲れるんです。本当に。でも疲れた後に来る達成感がスゴくて、気持ちよさの方が上回りますね。毎公演本当に楽しかったです。

ーー日々、完全燃焼ですね。