手軽に作れて賢くなれる!? “育脳”レシピとは

ではおいしい手作り料理を、とは思うものの、なにしろお母さんは忙しいのが常ですよね。

そんな親御さんを応援し、健やかな脳を育てるための料理として彼ら東大料理愛好会が考案したのが、冒頭でも紹介した“育脳レシピ”。自分たちが受験生だった頃の経験に基づいて作った本らしいので、勉強に励む子どもを持つお母さん方は参考にできそうです。

本を開いてみると、『脳力アップ魚バーグ』や『記憶力アップの大豆たっぷり煮物』、『マスタードソースの勝負ポーク』など、“脳”にスポットをあてた料理のほか体調管理、スタミナアップメニューなど、家族の健康づくりのためにもなるようなレシピがたくさん載っています。

イワシに含まれるDHAが脳力アップに。子どもがニガテなものも食べやすくアレンジ。
テストの日の朝に食べたい、リラックスできるご飯。

約20人のメンバーで2~3品ずつ持ち寄り、試食した中からオススメを選んだそうなので、おいしさはお墨つき。保温調理器の「シャトルシェフ」を使うとより調理が楽になるようですが、どれも身近な材料を使って簡単に作れそうなので、手間を短縮するアイディア、いただきたいと思います。

最後にひとつだけ。
東大生3人の方々に共通していたのは、毎日のごはんを「家族で、楽しく食べていた」ということでした。楽しくリラックスしながら食べると、栄養素の吸収がアップするそうですよ!


(取材/文 小野寺るりこ)

※データハウス調べ:インターネット調査(マクロミル)、2014年9月27日(土)~29日(月)

 

ライター/女子栄養大学 食生活指導士1級。学生時代からさまざまな体調不良に悩まされたこともあり、健康的な生活習慣について学び始める。現在は専門家を中心に取材活動を行い、おもに食、健康、美容、子育てをテーマにした記事を発信。乗りもの好きな1男の母でもある。