2・子供にお菓子を買ってあげたくないとき

夕飯のお買い物に行ったのに、子供にお菓子をねだられてしまった……お菓子を食べたらごはんが入らなくなるし、玩具にちょっとだけラムネがついてるなんてお菓子とは言えないし……なんて困ったこと、ありませんか? 人がいっぱいいるところで騒がれると、大声で叱るわけにもいかず大変ですよね。
そんなときは、妖怪ムリカベの出番!

子供「ねー、買って買ってー!」

ママ「むーりー!」

子供「無理じゃなくて買ってー!」

ママ「むーりー!」

子供「いい子にするからー!」

ママ「むーりー!」

子供「勉強もちゃんとするからー!」

ママ「むーりー!(エンドレス)」

と、ムリカベに取り憑かれたふりをして無理一徹で通しましょう!
この際、口をタラコ唇もしくは一昔前に流行ったアヒル口にして、できる限り腹の立つ表情をするのがポイントです。そのうち子供も大人しくなります。
場合によっては、「アヒル口のママ……かわいい(きゅん)」となってしまう可能性も大!
 

3・夕飯のおかずがしょぼいとき

月末……財布に千円しかない! しょうがないから今日はお米の煮込んだ奴だけ! ごめんね! ってことありますよね。
旦那さんは空気を読んでモソモソと食べてくれても、子供は素直に文句を言ったり。そんなときは、旦那さんの給料のせいじゃなくて全部妖怪のせいにしましょう!

子供「えー、今日は塩ご飯だけー? こんなんじゃタンパク質もビタミンAもミネラルも食物繊維も取れずに、現代人のかかる成人病に若くしてなってしまう可能性があるよー!」

ママ「ごめんねー、それもこれも妖怪ムダヅカイのせいなのー」

子供「妖怪ムダヅカイが出たの!?」

ママ「うん……ショッピングセンターに行ったら出てきてねー、ほら、こーんな可愛いお洋服買っちゃった! そして新しいブーツでしょー、ネックレスでしょー、バッグでしょー、なんか幸せになれるらしいツボも!」

子供「ようかい……こわい……」

旦那さん「……………………(無言で泡を吹く)」