4 「それってあたしのことですか?」
「いやいやいや。なんでそうなるんだこの人?」
誰と言っていないのに、すぐ自分に結び付ける。目の前で自分の話をされている気がする。ただの自信過剰な人なのですが、それを面と向かって聞いてしまうところがまたすごいですね。
相手も「違いますよ。そんなわけないじゃないですか」と打ち消すのも大変です。
5 私のことぜんぜんわかってないよね?
「そりゃそうでしょ、他人なんだから」と思う男性。
「分かってくれないから悲しいよ。淋しかったんだよ」という意味ですが、分かりやすく言えば「すぐ分からないんだね、鈍いなお前は!」です。
「わかってくれない=愛されていないのかも」と言う不安から来ています。
そこで「そうか、ごめんなわかってあげなくて」と言ってくれる男性なら「うん、実はね、あのときああいう風にしてたけど、本当は淋しかったんだ」と原因を話せて最高なのですが、ほとんどの男性が「???」みたいな顔になってしまいます。「他人のことは誰だって分からないのになぜそんなことを……?」と困惑してしまうのです。「どんなところが分かってなかったかな?」とそこまで気が利く男性はいないのでやめておくほうが賢明ですね。
いかかでしたか。
ガマン強く話につきあってくれたり、少女マンガの中の彼のように「ごめんな、俺が悪いんだ。でもお前のこと一番愛してる!」や「どうしたの?何かあった?ゆっくり聞くよ」と女ごころに寄り添ってくれる……そんな男性はあまりいません。
ときどきこの能力が発達している男性もいるけれど、ごくごく少数派。ですからウザいセリフは言わないように気をつけましょうね。