はいっ! それはもう、本当に、すごく伝わってきました。これまで、AKB48の生誕祭では体験したことのないこともあったので。

SKE48では生誕祭のとき、MCの話題まで、全部、生誕のメンバーの話をするんですね。これはAKB48にはないことなんです。

AKB48では、本当の主役は、誕生日の子なんだけど、サプライズみたいにしたいので、生誕祭の瞬間がくるまでは、皆が違う話をするんです。その子も、生誕祭があるって分かってるんだけど、何事もないかのように公演するんです。

ーーそもそも生誕祭は、演目の中の一部分なんですよね。

はい。AKB48ができた当初、生誕祭は、本当にサプライズだったんです。今は例えば、“宮澤佐江生誕祭”なら、その日が前もって分かるんだけど、当時、メンバーによっては、どこのタイミングで生誕祭がくるかも分からない、ガチのサプライズだったんです。

それを数年やってきて、今は、限られたタイミングの中でやるとか、前もってオフィシャルで発表されるようになって。

ーーそうすると、たしかに今回のSKE48での生誕祭と違いまね。

はい。SKE48では、最初から、もろに主役にしてくれるから。最初の自己紹介MCも、「今日は宮澤佐江さんについて」なんです。そうやって、皆に話されると、小っ恥ずかしくて(笑)。

「さりげないひと言や、出来事が忘れられない」って言ってくれて、嬉しいけど、恥ずかしいです。“ヤメて、ヤメて(汗)”って思っちゃいました。

そんな話は普段、あらためてメンバーとは話さないじゃないですか。ステージに自分が出ていないときも、全部、佐江の話になっていたり。めっちゃ照れちゃいました。AKB48とあまりにも真逆すぎて、照れちゃって。それで恥ずかしかったんです。

“今日祝ってもらえるんだよね”っていう期待もあったりして(笑)

ーーその期待感を、表していいのか、悪いのか、落ち着かなくて、モゾモゾしちゃうような感じですか?

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