8/12~24まで開催されたイベント『新宿座プロデュース 医療器具展』。一般人にはあまり馴染みのない医療器具を大量展示。その全貌をレポートします。
“使われる”ための道具は美しい
「医療器具って、何か魅力的じゃないですか? 」
今回の展覧会のキャッチコピーだ。
そんなこと考えたこともなかったけど、確かに魅力的かもしれない。
病院や歯医者に並ぶ様々な器具。
何に使うか分からない不思議な形の物も・・・。
あなたも、気になったことはないだろうか?
医療従事者でもない限り、あまり馴染みのない医療器具。そんな医療器具を大量に展示する(展示数はおよそ200点)。全て個人のコレクションだそうだ。 ディレクターには緊縛師・春兜京氏、日本広告写真家協会・菅野秀明氏を招いており、医療器具がどのように表現されているかにも注目したい。
医療器具展ビジュアルの一例
とても新宿とは思えない住宅街の奥。ギャラリー新宿座のドアを開けると、目の前にナースが座っていた。白いナースキャップ、白いナース服、白いマスク。実は彼女、緊縛氏・春兜京氏がプロデュースした女性。会期中は日替わりでナースたちが会場の案内役を務めるという。
怖いのもグロイのも大嫌い。血も無理だし、胃カメラの映像(他人の)を見て貧血になったこともある。今回の展示も、コワイ・グロイだったらどうしよう・・・と心配していたが、全くそんなことはなかった。
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