「彼女はどれくらいいないの?」

周囲の男性にヒヤリングしたところ、「初対面で聞かれると、あまりいい気持ちはしない」「少し距離が縮まってから聞いてほしい質問かも」と答える人が目立ちました。

かなり直接的な質問であるのは確か。バカ正直に答えるべきなのか、それとも適度に盛って(年月を調整して)答えるべきなのか、迷いが生まれるのもわかります。

「5年」と答えると「え、長っ……」と驚かれそうだし、「1カ月(前に別れた)」というのもアレだし……というふうに。

この「彼女がいない期間」を知ったところで、女性側にとくに何かメリットがあるわけでもないような気がします。それなら「今現在の彼女の有無」を確認する質問くらいでとどめておくほうが良いのではないでしょうか。

どの質問にもいえることですが、逆に自分が彼や男性からされた場合、どんな気持ちになるか、即答できるのか、考えてみることが大事です。

「微妙な気持ちになる」「答えられない」と感じるのだとしたら、その質問はしないのが正解。意味のない質問、余計な質問をせず、本質的な質問だけをするスマートな女性でありたいものですね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。