保育園に無事入るためのキホン
まず、来年春に向けた保育園入園についてですが、一番大事なことは「あきらめない」ことです。書類を出さなければチャンスもありませんので、まずあきらめずに書類を出すことです。公立であれば市役所や区役所に、私立であればそれぞれの保育園に書類を出すことになりますが、倍率とか順番待ちは気にせず出すことです。
わが家も私立の保育園に併願していたので、キャンセルの電話をかなりかけました。おそらく繰り上がりが相当あったと思います。
次に大切なのは「指定された最新ルールを守る」ということです。まず、細かい条件は市区町村ごとに異なるので、最後は市区町村の保育園入園担当課の話をよく聞くことが重要になります。小冊子が配布されていたり、PDFでホームページからダウンロードできる場合は熟読が前提です。
夫はフルタイムで働いており、妻も春に復職予定であれば、基本的には不利な条件にならないはずです。ただし、昨年のルールと今年のルールが若干変わることは当たり前なので、最新の資料を読むこと。プレママさんなどは来年度の最新版でしっかりチェックしてください。
3つめのポイントは「書くべき内容をしっかり書き、出すべき書類をしっかり出す」ということです。自分で書くべき必須記入項目を正確に書くのはもちろんのこと、会社に作ってもらい提出が必要な書類が欠けているのでは話になりません。
このとき、同情に訴えるように余計なことを書いたり書かなかったりしたらむしろマイナスになったなんて笑えない話もありますので、きちんとポイントを加算できる内容かクロスチェックしてください。例えば、希望保育園を1園書くのと3園書くのと選考に影響しませんが、絶対入りたいからと1園しか書かなかった場合、そこに入園できない場合、公立保育園はどこにも入れなくなり、自滅したことになってしまいます。
そして最後のコツは、「担当者とたくさん話し、分からないことは何でも質問する」です。市役所や区役所の担当者は常に最新情報を持っていますし、公務員として住民にていねいに対応することが求められています。分からないことは電話で聞いてもOKですし、面談のときも遠慮せず聞きましょう。
新年度の新設予定保育園情報だったり、最新の倍率だったり(気にしすぎることはよくないが)、アドバイスがもらえることがあり、思わぬ道が開けることもあります(年度途中から担当者と懇意にしておくくらいが理想的)。