来年度以降、保活を考える人はココに注意!

さて、2016年春に保活を行うことになりそうなプレパパ、プレママについては上記を意識し、早めに準備を行っていきましょう。以下、プレママ、プレパパ向けの追加アドバイスです。

アドバイス1)復職を前提に育休に入る(いったん退職しない)……会社を退職せず産休・育休に入るのは大前提です。そもそも復職予定がない場合、ポイントが大きく下がるため保活の成功はかなり遠ざかります。また、育休手当(休む前の給与の3分の2を半年間、それ以降は5割もらえる)ももらえなくなります。

アドバイス2)早めに見学したり説明を聞きに行く……保育園は基本的に毎日見学を受け付けています。日当たり、園庭の広さや近くの公園の様子、先生の雰囲気など、公立も私立も実際に見てみることは大切です。見学してみると「ここはちょっと…」というところがあったりします。そんなところは希望から外しておきたいものです。

アドバイス3)認可外もしっかりチェックする……認可保育園、認定子ども園に必ず入れるとは限りません。認可外の保育園についても、東京23区内では認証保育園であれば助成金があることが多く、公立とあまり負担が変わらないこともあります。条件をしっかりチェックし、認証保育園の見学もしてみましょう。

アドバイス4)こまめに新設保育園情報を入手する……先ほども少し指摘しましたが、市役所や区役所の担当者にはどんどんコミュニケーションを取って情報を収集しましょう。新設保育園の情報が手に入ればラッキーです。また、住所別に担当者が決まっていたりして、年度途中に相談した人と最後の申請まで関わることも少なくありません。いい雰囲気で相談をできる関係を築きたいものです。

 

入園発表まで落ち着かない日々ですが、がんばって

繰り返しますが、書類を出さなければ入園もできません。あきらめずに書類提出のラストスパートをがんばってください。

いい結果が届きますように!

やまさき・しゅんすけ 「人生の幸せの問題は、たいていはお金の問題である」という考えのもと、お金と幸せについて考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。公的年金制度・退職金制度、投資教育が専門。Twitterでは毎日一言「お金の知恵」をツイートしてます。副業はオタクで、まちあるき、アニメとコミック、ゲーム好き。所属学会は東京スリバチ学会と日本年金学会