――こちら歌詞カードには歌詞が載ってないですよね。

千秋:なんかいらねえだろと思ったんですよ。ホントは全曲歌詞なしにしてやろうかと思ったんですけど、それもなあって。

SaZ:間違いなくCDでは歌ってるんで。

SORA:なんて言ってるか知りたくないですか?

――はい!

千秋:一発録りだったんで覚えてないんすよね。正直。

SaZ:完全なる千秋くん語です。

――…そうですか。

千秋:テンション下がりましたね、今。

――下がってないですよ。次の曲『殺意』こちらはPVも作成されてますね。

 

 

千秋:これは■■■■■■■の■■という人間に届くように…。今は無いですけど、制作当時は殺意があったんでしょうね。

――モデルがいるんですか?「量産型の音楽を金に変えて生きる君を」なんて、かなりキツイ歌詞ですが。

千秋:俺は業界の人はそうであってほしいという願望もあるんですよ。皮肉にも僕らはそういう人たちと仕事しようと考えてたんです。だから彼らのことは否定はしてないです。これは僕の気持ちなんで。これは前向きな曲です!

――曲も激しいですよね。

SaZ:曲自体は簡単です。

SORA:ドラムは難しいですよ。テンポが途中でちょっと変わるんです。

SaZ:単純にハーフになるだけじゃないんだよね。

SORA:最初に曲持ってきた時には叩けなくて、今は慣れて体が動くようになったんですけど。コピーしてくれる人がいるかどうかわかんないですけど、叩いてみたらドラマーの人は「?」ってなるんじゃないですかね。

SaZ:ベースは簡単です。こないだスタジオで休憩中に僕もこの曲全力で歌ってみたんですよね。遊びで。すげーしんどいです。息継ぎがない、酸欠になる。

千秋:死にそうになるんで。本当に頭が初期化しそうになりますから。サビの説得力が半端ない。

キラ:この曲はハードオフで買ったフェイザー(エフェクター)を使ってます。500円くらいの。

SaZ:値段じゃないね。

キラ:「ハードオフは最高だ」と書いてください。

SaZ:一応言っておきますけど、別にテキトーにレコーディングしてるわけじゃないですからね!

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