みなさんは普段、報告書や企画書、プレゼン資料などの「フォント」にどのくらい気をつかっていますか? 実は、フォントによってビジネスの成果が変わるのです。

「フォントなんて関係あるの?」「そもそもフォントって変えられるの?」と思っていた方は、ぜひチェックですよ!

成功するビジネス文書のフォントってどんなもの?

ワードやパワーポイントなどで作成することの多い企画書やプレゼン資料。中身はもちろんのこと、実は見た目や読みやすさも重要だということをご存知でしたか?

「新ゴ」や「リュウミン」フォントが有名なモリサワは、ビジネスの分野で誰でも読みやすくわかりやすいフォントを追求し、開発しています。

そして、ビジネス文書は、フォントによって成果が左右されることもあると、モリサワの担当者さんは話します。

モリサワ担当者さん(以下、モリサワ)「ビジネス文書には、正確に情報を伝えることが求められます。

また、伝えたいイメージと受け手が感じる印象を合致させることも重要です。そのためには、ストレスなく素早く読めて、読み間違いが起こりにくいフォントがベストです。

そこでおすすめしたいのは、ユニバーサルデザインフォント(以下、UDフォント)です。

視力が低い方や視覚障害のある方も読みやすい工夫がされており、多くの方に読みやすいフォントです。

モリサワのUDフォントは第三者機関との共同研究による読みやすさのエビデンスがあり、身近な印刷物はもちろん、公共設備のサインなどにも広く使われています。

ポイントは、伝えたいことを100%伝えられるフォント選びにあります」

ビジネス文書がレベルアップする!フォントの選び方 

では、具体的に、伝えたいことを100%伝えられるフォントとはどのようなフォントなのでしょうか?

成功するビジネス文書に使用するフォント選びのコツを教えていただきました。

モリサワ「フォントは、見出し・本文など書類の構成によって使い分けることが大切です。と言ってもそんなにむずかしいことではありません。

見出しには、線の太い文字を使う、本文や注釈などの小さな文字には線の細い文字を使う、本文にポップなデザイン書体は使わないなど、基本的なことをベースに選ぶと良いでしょう。

今回おすすめするのは、ビジネスシーンでの利用にむけて新たに開発したBIZ UDフォントです。

WordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft Office製品で使いやすいUDフォントです」