「不思議のダンジョン2 風来のシレン」
販売元:チュンソフト/発売日:1995年12月1日

現在はWiiでバーチャルコンソール版が配信されている「不思議のダンジョン2 風来のシレン」も、実は20年前に発売されたゲームです。不思議のダンジョンシリーズは遊び始めると止められなくなる中毒性があるので、数時間ぶっ続けでプレイして親に怒られた思い出がある方も少なくないはず。ちなみに筆者は+70まで鍛え上げた「剛剣マンジカブラ」をたった一度の敗北で失って以来、一度もプレイしていません。あの絶望感は凄まじかった……。

 

「クロノ・トリガー」
開発元:スクウェア/発売日:1995年3月11日

ニンテンドーDSやスマホアプリで幾度となくリメイクされている名作RPG「クロノ・トリガー」。「ファイナルファンタジー」の坂口博信、「ドラゴンクエスト」の堀井雄二、そしてあの鳥山明がスタッフとして名を連ねたことも話題となりました。日本のゲーム業界のツートップがコラボ、なんて言われていました。時間を移動しながらの冒険、そしてマルチエンディングという斬新なストーリー展開に夢中になった人も多いでしょう。ちなみに1995年に発売されたのはスーパーファミコン版で、そののちプレステ版なども登場しています。

 

1995年のマンガ

1995年は、レジェンドな
マンガの連載が終了した年でした

1995年は何を隠そう、あの国民的人気マンガ「ドラゴンボール」の連載が終了した年です。1984年に始まったこのマンガは、約11年にわたって続き、アニメ作品も大人気。海外でも公開され、いまに続く日本アニメの世界的人気を先導しました。

連載していた週刊少年ジャンプは、1995年の3-4号(発売は1994年12月)に653万部の歴代最高部数を記録しています。ちなみにその号の主な連載は「SLAM DUNK」「るろうに剣心」「ジョジョの奇妙な冒険」「キャプテン翼 ワールドユース編」などそうそうたる顔ぶれです。

「レベルE」
作者:冨樫義博/連載開始:週刊少年ジャンプ1995年42号

「幽遊白書」などのヒット作を生み出してきた漫画家・冨樫義博。他に類を見ない休載率の高さから「休みがちな天才」の異名を持つ彼ですが、20年前には週刊誌で異例の月一連載をスタートさせていました。地球に潜むエイリアンを題材としたSF漫画です。緻密に張り巡らされた伏線と“想像の斜め上をいく”頭脳戦が随所に盛り込まれたストーリーは、まさに彼の真骨頂。今も根強い人気を誇り、2011年には深夜アニメとしても蘇りました。

そんな冨樫先生は、今も「HUNTER×HUNTER」を絶賛休載中……。思えば「レベルE」の月一連載も、「休みがちな天才」としてのスタンスを裏付ける伏線だったのでしょうか……。それにしても20年間もマイペースな連載を貫き続けているなんて、冨樫先生スゴ過ぎませんか?(笑)

「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」
作者:うすた京介/連載開始:週刊少年ジャンプ1995年52号

1995年に連載がスタートした作品といえば、伝説のギャグ漫画「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」を忘れてはいけません。この作品のあらすじは……ここで説明しても伝わる気がしないので割愛します(笑)。意味は分からないけれどなぜか爆笑してしまう、というのがこの漫画の魅力なので、あらすじなんて説明するだけナンセンス。ここではひとまず作中に出てくる主要な台詞だけを列記しておくので、気になる方は自力でゲットしてください!

(↓以下、マサルさん名言集)
「ロボピッチャ」
「ボスケテ」
「さかきばらのぶゆき」
「ヨロシク仮面」
「お題! さばを味噌で煮込んだもの! さばのみそ煮!」

……はい。いかがでしたか? マサルさん読者なら思い出し笑いが止まらなくなるワードばかりですが、読んでいない方はさっぱり意味が分からないと思います。本当に読まないと分からないんです、この漫画の面白さは。