“理想”が“正解”とは限らない

“母親”と一括りにしても、働き方や生活パターンは人それぞれ。正解が分からない理想を作り上げて悩むよりも、家族がどうしたら笑顔で過ごせるのか、自分はどんな生活を送りたいのかを考えて、そこに近付いていくための方法を模索しながら過ごすことが大事なのではないでしょうか。

これを言ってしまうと元も子もないのですが、そもそも“親”なら多少のプレッシャーを感じて子育てすることは当たり前。子供が将来幸せに暮らせるように、大きな病気やケガをしないように、日々考えながら過ごすことは、むしろプレッシャーではなく願いに近いような気もします。

“ありのままで”や“オンリーワン”などという言葉が異常に流行るのは、人と比べたり自分の価値観に押しつぶされそうになる実生活で抱え込むストレスの裏返しなのかなと、今回の記事を書きながら少し切なくもなりました。

長々と書いてしまいましたが、筆者は教育学者や専門家でもない普通の母親です。これから幼稚園や小学校にあがるにつれ、また新しいプレッシャーと対面することがあるかもしれません。そんな時には夫や周囲とコミュニケーションをとりつつ、ひとつひとつ問題をクリアしていければいいな、と思います。

“いい母プレッシャー”という言葉を重く捉えず、自分ができることをやりつつストレスフリーで過ごせるのが理想ですね。

 

参考:女性リアル いい母プレッシャー|NHK あさイチ

編集プロダクション株式会社イメージング・ワークス勤務。首都圏のおでかけ情報誌を中心に、雑誌の編集・ライティングを行う。2012年末に娘を出産し、人生観が約90度変わる。ライフワークバランスについてゆるりと考えつつ、子連れで行けるイベントや遊びスポットを日々模索中。