東京ディズニーリゾート(TDR)を運営する株式会社オリエンタルランドは、2014年10月、東京ディズニーランド(TDL)のファンタジーランドの再開発を発表しました。

D*MANIA - 【詳細解説】TDLファンタジーランド2倍の広さでリニューアル&TDS8つ目のテーマポート開発検討へ

現在のトゥモローランドの一部も活用して、面積を今の2倍に広げる計画です。

その発表の中で出されたコンセプトアートをよく見ると、アメリカ「マジックキングダム」の新ファンタジーランドに造られたアトラクションやレストラン、ショップを思わせる施設が、多数描かれているのです。

 

そこで今回は、アメリカ・フロリダ州オーランドの世界最大のディズニーリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド」にある、「マジック・キングダム」の新ファンタジーランドを、徹底紹介します。

 

東京ディズニーランドがモデルにしたマジック・キングダム

マジック・キングダムのシンボル「シンデレラ城」

マジック・キングダムは、東京ディズニーランドのモデルになったテーマパークで、東京と同じく、シンデレラ城をシンボルにした、夢と魔法の王国です。

実はこのマジック・キングダムでは、2010年から2014年まで、実に4年にもおよぶ大規模な再開発工事が行われていました。

再開発の対象となったのは、ファンタジーランドとミッキーのトゥーンタウン・フェアの2つのエリア。

マジック・キングダム開園以来、最大の再開発工事となりました。

ファンタジーランドは、家族連れを中心に人気のあるエリアだったのですが、これまで敷地の狭さが課題でした。

また、ディズニーワールド近くにあるユニバーサルのテーマパーク「アイランズ・オブ・アドベンチャー」に、ハリー・ポッターをテーマにしたエリアが建設されるなど、客足を奪われるといったこともありました。

そこでディズニー社は、トゥーンタウン・フェアを解体して、ファンタジーランドを拡張することを決めたのです。

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