働いていると重宝する作り置き。きっとみなさんも日々取り組んでいると思いますが、作り置きを作る時間すら惜しいという方は多いのでは? でも「なかなか手際よくいかない」「もっと効率良くたくさん作る方法はない?」と悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで、作り置きを限られた時間で10品以上作ることもある家事代行サービスのプロのワザをチェック!
「カジタク」では、基本的に3品~10品の作り置きを依頼されることが多いのだそう。日頃からカジタクで料理のメニューを担当する達人の方に、同時に何品も作るワザを教えていただきました!
「作り置き」効率化、5つのコツ
作り置きでは、どのように同時進行を進めていくのでしょうか。カジタクの鈴木さんに教えていただきました!
・なるべくコンロを空けないよう調理を進めていくことと、レンジやグリルも活用すること。
・先に煮物やゆで物を火にかけ、その間に、次の火にかけるものの準備や和え物を作ります。
・レンジ調理はタッパーで行い、味付けするとそのまま保存できますし、時間短縮にもなります。
・グリル使用時はホイルを活用すると、グリル掃除をしなくて済むので、時短につながります。
・調味料はなるべくシンプルに。めんつゆやドレッシング、焼き肉のタレなども利用すれば簡単に1品作ることができます。
作り置きのポイント
聞いただけで、手際の良さが想像できますよね。もっと詳しく知りたくなってきます。プロの決めごとをお伺いしました。
メニューを決める基準
鈴木「事前にお客様の好みや家族構成などをお聞きし、その段階で、ある程度決めています。もしくは、当日材料を見てから判断する場合もあります。」
鈴木「旬の食材を使ったものや栄養バランス、緑、赤、黄色、茶色、白などの色のバランスが良いか、調理方法が同じものばかりに偏らないように、などを意識しています」
メニューを作る順番
鈴木「まずは煮物やゆで物などの時間がかかるところから始め、次は焼き物もしくは炒め物、次に和え物の順に作ります」
異なるメニューの食材同士を同時に煮る、焼くことはある?
鈴木「あります。途中の工程までまとめて行い、分けて二種類や三種類、違う味付けで仕上げたりします」