3. 何度も名前を呼び間違えてしまった(36歳男性/小売)

「職場の女性ともう3年も不倫しているんですけど、何度か家で、妻の名前とその女性の名前を呼び間違えてしまったことがあります。

名前が似ていて、妻は亜希(仮名)、不倫相手は亜美(仮名)なんで、うっかりするといつもの癖で、違う名前を呼んでしまうんです。

一度、妻から『なんでしょっちゅう、私の名前を間違えるの?』って不思議そうに聞かれてしまい、仕方がないので嘘をつきました。

『元カノの名前と似ているので、本当に申し訳ない』と謝ってみたんです。

すると、その嘘がよかったみたいで、その後は言い間違えても知らん顔してくれるようになったので、まさに嘘も方便だと思いましたよ。

あの時、とっさの嘘が出なければ、そのまま不倫がバレていたかもしれません」

夫婦間での嘘は、ないに越したことはありません。

不倫している夫は妻にたくさんの嘘をつくと言われていますが、バレそうになった瞬間にも平然と嘘をつかれてしまえば、妻は騙されてしまうこともあるようです…。

悪いことをしていれば、いつかはバレそうなものですが、不倫をしている人たちにとって「家庭バレ」はなんとしても避けたい事態なのでしょう。

家庭への罪悪感も、不倫にはつきものです。家族に言えないことをしている以上、思わずヒヤリとする場面も多そうですよね。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」