長きに渡り、恋愛シーンで必要不可欠な要素とされてきた「駆け引き」。モテる人は駆け引きが上手い、なんてことも言われてきましたね。
でも、中には意味のない、むしろすると損をする可能性のある駆け引きも…。
今回は、してもムダな駆け引きとその理由をまとめました。
デートは3回目で応じる
長年、「1、2回目の誘いは断る」ことが恋のルールとされてきました。断られても臆することなく、果敢にアプローチしてくる男性は、間違いなく「本気」で向かってきていますし、加えて、女性側の価値も上がるとされていました。
男性の本気度ややる気、モチベーションの高さは事実でしょう。でも、はたして、意図的に断ることで、女性としての価値が上がるのかというと、そうではなくて男性側の期待値が上がるだけ。
1回2回と立て続けに断られることで、「もういいや」と諦める男性もいるでしょう。「拒否されている」「好かれていない」「もう無理なのかな」と気落ちするのも無理はありません。
断られ続けているのに、3回目の誘いを寄せてくる男性は、メンタルの強さは評価に値しますが、裏を返すとしつこさもあります。断ることで去っていく男性のなかにも、いい男は混ざっています。
もし仮に、デートに誘ってくれた彼に少しでも関心があるなら、1回目でも、2回目でも素直に応じてみるのが良いのではないでしょうか。断る=必ず自分にとって有利に働く、とは限りません。
デートをドタキャンする
「自分は手強い女性である」「なかなか落とせない女性である」ことを示す目的で、あえてデートを当日や前日にキャンセルしてみる、という駆け引きの教えを見たことがあります。
「初デートに行ける!」「1回目は断られたけど、2回目のデートに見事こぎつけた!」とウキウキの男性にとって、突然のお断り連絡は青天の霹靂以外の何者でもありません。ショックが大きすぎます。
正当な理由ややむを得ない事情があって断ったなら話は別ですが、男性の心を翻弄させる目的しかないのであれば、あまりにも残酷な話。落ち込んだ男性は、「自分とは(ペースが)合わないのかも」「実は好かれていないのかも」と、離れていく恐れも。
1回や2回断られて去っていく男なんて、それまで。こういう考え方もあるかもしれませんが、「それまで」ではない男性も、その中にはいるでしょう。意図的なキャンセル通知を通じて、男性の心を揺さぶるのはいい女ではありません。