最先端AI企業・HEROZ社の「棋神チャット」を活用 2月26日のA級順位戦で提供開始

 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克)とHEROZ株式会社(代表取締役CEO:林隆弘)は、生成AIの将棋LLM(大規模言語モデル)を活用し、トップ棋士の対局を自然言語で解説する新サービス「棋神チャット」を提供開始します。朝日新聞社のYouTubeチャンネル「囲碁将棋TV-朝日新聞社-」でご覧いただけます。2月26日、藤井聡太名人への挑戦者を決める舞台となるA級順位戦で初披露します。AIを活用した革新的な取り組みを通じて、トップ棋士の対局を「言語化」するという新しい体験を届けます。
 Youtubeチャンネル「囲碁将棋TVー朝日新聞社」 https://www.youtube.com/@igoshogitv



棋神チャット、「観る将」が一層楽しめるサービスに進化
 自分は指さなくても、プロの将棋を観戦して楽しむ新しいファン「観る将」が増えています。大きな役割を果たしているのが、HEROZ社が開発したAIによる棋譜解析サービス「棋神アナリティクス」です。盤上の形勢を数値で可視化し、将棋のルールを知らなくても「どちらが勝ちそうなのか」が分かるようになり、野球やサッカーと同じようにプレイヤーでなくともトッププロの対局を楽しめる基盤をつくりました。朝日新聞社の「囲碁将棋TV」も2024年から「棋神アナリティクス」を使い、名人戦七番勝負や名人戦につながる順位戦をライブ中継してきました。


 今後は「棋神チャット」により、対局中の局面の要点や狙いどころをリアルタイムで言語化し、将棋初心者の方でも分かりやすく観戦できる体験を提供します。「棋神アナリティクス」で得られる解析結果をもとに、形勢の変化や注目すべき手、考えられる次の展開を言語で整理して提示することで、「いま盤上で何が起きているのか」「この一手は何が重要なのか」といった疑問をその場で解消します。観戦者は、「棋神アナリティクス」を使った「どちらが勝ちそうか」に加え、局面の見どころや戦いの焦点を理解しながら対局を追うことが可能になります。高度で専門的になりがちな将棋の読み筋や局面のポイントを、誰にでも伝わる言葉へ変換することで、将棋を知らなくてもトッププロの対局に一喜一憂する体験ができます。最新の技術が、最高峰の戦いを、これまで以上に楽しめることを可能にしました。

 AI解説者には朝日新聞社のオリジナルキャラクター「マダニャイ=左イラスト」を起用し、より身近に感じてもらえるサービスにします。



 「囲碁将棋TV」では2月26日のA級順位戦の中継中の正午からお披露目イベントを配信します。ぜひご覧ください。「棋神チャット」の開発過程についてもお問い合わせください。

YouTube上のお披露目ライブイベント概要
- 2月26日(木)正午~12時40分
- 「囲碁将棋TV-朝日新聞社-」(https://www.youtube.com/@igoshogitv)上で配信予定の永瀬拓矢九段ー佐藤天彦九段戦の対局中継で、初めて棋神チャットによる解説をお披露目します。
- 棋神チャットを開発したHEROZの大森悠平さんと朝日新聞文化部の村瀬信也・将棋担当デスクによるトークショーを配信。将棋観戦にAIが果たしてきた役割についての歴史をひもときつつ、「棋神チャット」の楽しみ方や開発秘話に迫ります。解説の棋士にも登場してもらう予定です。

将棋がつなげたメディア×AI
 HEROZは2009年、「AIで世界を驚かすサービスを創出する」ために創業し、「AI革命を起こし、未来を創っていく」ことをビジョンとしています。
 これまで「棋神アナリティクス」のほか、スマートフォンで誰もが気軽に将棋を楽しめるオンライン将棋対戦ゲーム「将棋ウォーズ【日本将棋連盟公認】」、世界コンピュータ将棋選手権で2連覇した将棋AI「dlshogi with HEROZ」、棋譜記録の自動化「HEROZ Kishin Eye」などのAIサービスを送り出してきました。これらの取り組みにより、将棋ファンの拡大に貢献してきました。


 一方、朝日新聞社も、長年将棋文化を支えてきました。名人戦(毎日新聞社と共催)と朝日杯将棋オープン戦の主催者としてプロの最高峰の戦いを伝えています。アマチュアの裾野拡大にも長年取り組み、今年で48回目となる朝日アマチュア将棋名人戦を主催するほか、大学生の日本一を決める学生名人戦にも協力しています。
 林さんは1996年、早稲田大1年生の時に第19回朝日アマチュア名人戦全国大会に史上最年少で優勝した実績があります=写真左=。将棋ファンを増やしたい、革新的な技術で将棋ファンに新たな体験を届けたいー。メディア企業とAI企業の思いが一致し、今回の協業につながりました。






朝日新聞社の野村周常務執行役員(コンテンツ政策/デジタル事業担当)の話 朝日新聞社が長年培ってきた将棋文化とHEROZの高度なAI技術が融合したことで、これまでにない将棋の楽しみ方が生まれました。今回始めるライブ中継に加え、HEROZの「棋神チャット」の活用で、順位戦や朝日杯の熱戦を、これまで以上に朝日新聞デジタル版で紹介することも検討しています。将棋にとどまらず、伝統メディアとAI企業の協業によって、さらに刺激的で魅力ある体験を創出できないか、さまざまな可能性を探っていきます。






HEROZの林隆弘代表取締役CEOの話 将棋は長い歴史の中で、知の象徴として人の思考と文化を映し続けてきました。将棋ファンの皆さんにとって将棋は、「勝ち負け」だけでなく、棋士の指し手の裏にある思考や感情まで含めてライブ感覚で味わう文化だと思っています。朝日新聞社が長年築いてきた将棋文化の価値を最大化するために、HEROZが培ってきた実戦的AI技術を融合することで、名局の一手一手をより深く理解し、楽しめる新たな顧客体験を提供できることをとても楽しみにしています。
 本取り組みを将棋LLM「棋神チャット」での協業の起点とし、将棋領域にとどまらず、囲碁や、AI×知、AI×報道の可視化といった分野でも連携を加速させ、日本から世界に誇れる知的コンテンツを一緒に生み出していきたいと考えています。



【朝日新聞社について】
 株式会社朝日新聞社は、新聞・デジタルメディアによるコンテンツ事業を中核に、展覧会などのイベント事業や不動産事業なども展開する総合メディア企業です。2029年に創刊150年を迎えます。国内外に取材網を持ち、信頼性の高い報道と多様な視点によるコンテンツを提供してきました。近年は生成AIなど新しい技術も積極的に活用しながら、次世代に向けたメディアのあり方に挑戦しています。
https://www.asahi.com/corporate/

【HEROZについて】
 HEROZは、世界を驚かすサービスを創出することを目指すAI企業です。将棋AIの研究開発から生まれた独自AIを軸に、ディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発や、生成AIを活用したAIアシスタント「HEROZ ASK」の開発など、ビジネスでの実戦的なAI活用を続けています。私たちの技術・サービス開発によりAI革命を起こすことで、各産業にパラダイムシフトを起こし、新しい未来を創ることに挑戦しています。
https://heroz.co.jp/
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