相手の事を覚えているけど、親しくつきあった記憶がない人がターゲット

自分でも忘れてしまっていた膨大な数の出会ってすれ違った人たち。
では、それだけの数の中から、どういった人にアプローチすれば、親しい友人や恋人を作ることができるのでしょうか。

ポイントはひとつだけ。あなたが相手のことを覚えていて、親しくつきあった記憶がない人にアプローチすることです。

あなたが覚えているということは、出会った時に、それだけ深く心に何かが残っている証拠。
人間は、自分にとって大事な人と感じたら、記憶に残りやすいと言われています。さほど親しくつきあったことがないのに、相手のことを覚えているということは、離れていた間も、相手のことを見ず知らずの他人よりは大事に思ってきたからです。

アプローチして、相手が心を開いてくれれば、信頼関係を築くことにエネルギーを注げるはずですし、ましてや恋人の関係になれば、愛情を育みやすいと思います。
 

SNSを利用してアプローチするのも効果的

SNSを使ったりすれば、過去に出会ってすれ違った人は、容易に見つけられると思います。
「○○で一緒だった○○です」というように、あまり重たくならないようにメッセージを出してみましょう。メッセージのやりとりから始めて、実際に会いたいと思ったら会いにいけばいいんです。

無理のない再会と信頼関係の構築ができるのが、過去に出会った人との出会いを掘り起こすメリットとも言えます。過去の出会いを掘り起こす時に気をつけたいのは、自分も相手も変わっているということ。多少気が合った記憶があっても、再会してみたらまったく意気投合できないということもありえます。

そもそも、SNSなどでメッセージを投げても、返事が返ってこないこともあると思います。その時は、本当にすれ違うだけの運命だったと思って、他の方との交流を深めるとよいでしょう。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ