忙しさがストレスになっている場合
やることが沢山あって心がいっぱいいっぱいになったとき、「忙しいこと」がストレスになることもあるのではないでしょうか。
男性の場合は、やることがいっぱいでストレスが溜まると目の前の『大きな問題』から取り掛かろうとする傾向があります。
やることに優先順位をつけて、順位の低いものに関しては一時的に放置し、今すぐ解決しなければならない順位の高い問題ひとつに焦点を当てて解決に励むのです。
しかし、この”いっぱいいっぱいの状態”が長期間続くと、焦って問題解決に力を注ぐあまり視野がどんどん狭くなり、心に余裕がなくなってきます。いわゆる「木を見て森を見ず」の状態です。
そんなときの対処法として家族や友人、同僚などの人間関係に目を向けることができれば、多面的なものの見方ができるようになって、より効率よく問題に取り組めるようになります。「最悪、人に頼んだり謝ったりしたら大丈夫」というような心の支えが男性を勇気づけてくれるのです。
一方女性の場合は、やることが沢山詰まっていてそれがストレスになると、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と、複数のことに手をつけようとして作業効率を下げてしまう傾向があります。
ひとつのことに集中できなくなり、どんどん気持ちがいっぱいいっぱいになってしまって、何もかも手が付かなくなってしまいます。問題が多くなりすぎて、気持ちが付いていかなくなってしまうのです。
「この傾向が強いかも…」「あるある!」と思った方に、心の余裕を取り戻すオススメの対処法があります。それは、誰かに話をして心をスッキリさせることです。
心の整理が終わらない限り、焦りのせいで何をやっても上の空になってしまいますから、誰かに話をすることで不安を整理するのです。不安が整理されると、心に余裕ができます。そして心に余裕ができることで、効率も上がってくるでしょう。
とはいえ仕事中の場合だとすぐに話すのは難しいでしょうから、そんな時はぜひ仕事が終わってから友達に話を聞いてもらってみてください。
男女共に最終的には人間関係が心の支えになってきます。忙しいときにこそ、プライベートの人間関係を大切にしてみてはいかがでしょうか。
原作:織田隼人