自宅使いにおすすめのトリートメントとヘアマスク

美容院でするような効果を期待したのであれば、2つ使いのトリートメントがやはりおすすめです。

最近はサロン専売品と言われるトリートメントも市販されているため、例えば『シュワルツコフのKUA(黄色)』や、楽天やアマゾンでも買える『ミルボンのプラーミア』などは、お手軽だと思います。

 

中でもサロン専売品の『パニエのAny(内部補修)とCalm (コーティング)』は、質が高くおすすめです。

それから、最近ローラさんのCMで話題の『パーフェクトビューティー モイストダイアン』シリーズは、ちょうどヘアマスクとトリートメントとセット使いができます。

ダメージケアにはアミノケラチンの茶、うねりにはキューティクルケラチンのゴールド、艶にはプラチナケラチンの白と、悩みに合わせた3種のヘアマスクのラインナップがあるので、より具体的に悩みに合わせた内部補修ができますね(日熊さん)

ヘアマスクを使う注意点

最後に日熊さんから、ヘアマスクを使う注意点を。

「トリートメントの内部補修やヘアマスクは、使いすぎると重くて乾かない髪になったり、手間をかけている割に効果がない感じになりやすくなります。

これが、最初に少し触れた“トリートメントのやり過ぎによるデメリット”なんです。そのため、使う頻度は週に一度、多くても2回が適切です」とのことですよ。

なんとなくトリートメントを使っていた人も、ヘアマスクとの違いを知ってすっきりしたのではないでしょうか?

教えてもらった効果的な使い方もぜひ実践して、手間をかけた分だけしっかり効果を得てくださいね。

【取材協力】 日熊太志
美容師、ヘアメイクアーティスト。美容室「KUMA SUN」オーナー。『早見芸術学園』にて特別講師を行うなど、サロンワーク、舞台メイクのみならず、多方面で活躍中。

メイクアップアーティスト。22歳で、日本育ちのフランス人。化粧品やメイクに関してはもちろん、美容に関する情報も発信する。「とまり木のコラム」の美容・ヘアメイクコラムを担当。