[103回]「“好きなら、好き”って、正直に言えばいいのに」宮澤佐江、告白のすすめ＆「地球ゴージャス」ガラ・コンサート

つられて指揮者の子が泣き出したり。そんなことがあったなあ。。。

中学校の頃は、自分の学生生活の中で、いろんな意味で一番濃かった時代だなって思います。

他校から来た皆が、1つの中学で初めて一緒になったり、“先輩”とか“後輩”っていう感覚ができたのも、中学が初めてだったし。厳しく指導してくれた先生もいて、精神的に鍛えられました。

あと、中学になって、小学生のときは、あんまりしゃべれなかった男の子と、ちょっとずつしゃべれるようになったり。そういう環境も楽しかったので、中学には思い出がすごくありますね。

ーー大人になってからの3年と、あの頃の3年って、同じ3年でも感覚が違いませんか？

そうですね。たぶん同じ3年でも、昔の方が長かったと思う。

ちょうど、中学3年のときに気になってる男の子がいて。

私、もともと“人と付き合う”みたいな感覚ってなかったんですね。だけど、“自分の気持ちは絶対伝えたい”とは、思っていたんです。

ーー積極的！

そうなんですよ。「付き合ってください」っていうのは、過去に一度も言ったことないんだけど、昔は、

「あなたのこと好きだから！」

って、結構言う人だったんですよ。だから、オーディション受かる前かな？ 受かった後だったか忘れたけど、その告白を男の子にして。

もちろん別に、「付き合ってください」って言ったわけじゃないから、「ごめんなさい」って言われるわけでもなく、「ありがとう！」みたいな感覚で終わったんですけどね ^ ^

ーーいい思い出ですね。聞いていて、キュンキュンきました。