夫とケンカになると、ついカッとなってきつい態度を取ってしまう。気持ちはわかりますが、度が過ぎる“悪態”は解決だけでなく夫の心からも遠ざかります。
ケンカすることはふたりの絆を深めるチャンスでもあるのに、妻の態度が悪いばかりにどんどん溝が深くなるなんて、悲しいですよね。
夫婦ならなおさら、お互いを尊重する姿勢はケンカ中でも持ちたいもの。
気をつけたい「NGな態度」について、ご紹介します。
【ケンカ中のNG 1】話の最中にスマホを見る・いじる
よくあるのが、話している最中にLINEなどアプリの通知がスマホに届き、つい目をやってしまうこと。
それだけならまだ許せても、手にとって確認するなんて態度は夫からすれば「話し合う気がないのか」と怒りが増すだけです。
話し合っているときは、会話に集中することが解決への近道です。
スマホなどケンカに関係のないものに意識を向けてしまうと、それだけ良い結果からは遠くなります。
どうしても見ないといけないときは、先に「ごめんなさい、確認しないといけなくて」と断りましょう。
今の時間をないがしろにしていないことが伝われば、夫が嫌になることはありません。
逆に、ケンカの最中に夫が平気でスマホをいじるような場合は、「話す気がないのね」とさっさと打ち切ってもOK。
その態度がNGなものであることを、はっきり伝えるのが良いですね。
【ケンカ中のNG 2】一方的に話を打ち切る
最後まで話せていないのに、
「時間がないから」
「用事があるから」
と一方的に終わらせて席を立つのもやめましょう。
消化不良のまま話し合いが終了してしまうと、夫は「もういいか」と投げやりになります。
後で「この間の続きだけど」とこちらが持ち出しても、「そっちがやめたんだろ」と話してもらえないばかりか、同じような言い訳で逃げられたら文句が言えません。
本当に時間がないときは、最初に
「今は○○分しかとれないけど」
「時間がないから、○○の後でいい?」
など伝えておくのがスムーズに話し合うためのコツ。
ケンカはいつ起きるかわからないものですが、特に夫のほうに言い分があるときは、聞く姿勢を見せておくのが早い解決につながります。
【ケンカ中のNG 3】物に当たる
話し合いの最中にイライラして、ついテーブルを叩いてしまったりカップを投げつけてしまったり。
物に手が出てしまうと、それだけで場の雰囲気が悪化します。
衝動的にやってしまうという人もいますが、目の前で大きな音を立てられると誰だって冷静ではいられません。
話し合いたいのに妻が聞き入れない様子では、夫もまともに言葉が出てきませんよね。
怒りが物に向かいそうなときは、
・深呼吸をする
・いったん場を離れる
など、コントロールする方法を考えましょう。
一度壊してしまったものは、元に戻りません。仲直りした後で「こんなことするんじゃなかった」と後悔するような振る舞いは、後味の悪さを残します。