歯茎痩せを招くNG習慣
歯茎痩せは、毎日の何気ない癖で進行することがあります。
よかれと思って続けているケアが、歯茎に負担をかけていないか見直してみましょう。
1.過度なブラッシング
汚れをしっかり落とそうとして、硬い歯ブラシでゴシゴシ磨く、何度も・長時間歯を磨くなど過度なブラッシングを習慣にしていると、歯茎や歯の根元に負担がかかります。
とくに、歯茎が下がり始めている部分はデリケートなため、強い圧で磨くほど傷つきやすく、歯茎の痛みやしみるなどの症状が出ることもあります。
歯ブラシの毛先がすぐ開く場合は、力が入りすぎているサインです。歯磨きは強くこすって汚れを削り取るものではなく、優しく磨いて汚れを浮かせるケアとして考えましょう。
2.歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりも歯茎痩せを招く習慣のひとつです。歯や歯茎、歯を支える組織に強い力がかかり、歯茎に負担をかけます。
睡眠中のほか、仕事に集中しているとき、スマホを見ているとき、緊張しているときにも、無意識に食いしばってしまうことがあります。
歯ぎしりや食いしばりの癖が続くと、歯の根元に負荷がかかり、歯茎痩せや知覚過敏が進行することも。
朝起きたときに顎がだるい、頬の筋肉がこわばる、歯がすり減っていると感じる場合は、歯科に相談してみましょう。
歯茎痩せを防ぐ!今日からできるセルフケア
歯茎は一度痩せると自然に元に戻すことはできません。そのため、歯茎が痩せてきたと感じたら早めにセルフケアを始めることが重要です。
今日から始められるセルフケアを紹介します。
1.歯磨きの仕方を見直す
歯ブラシの硬さやブラッシングなど、歯磨きの仕方を見直しましょう。
硬すぎる歯ブラシは歯茎に負担をかけるためできるだけ避け、磨く際には毛先を歯と歯茎の境目に軽く当てて小刻みに動かします。冷たいものが歯にしみるなどの症状がある場合は、知覚過敏用の歯磨き剤を使う選択肢もあります。
歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れが残りやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシを活用することも大切です。歯間ブラシは無理に押し込まず、すき間に合うサイズを選ぶと歯と歯茎への負担を軽減しながら歯間の汚れを落とせます。
自己流でのやり方できちんと磨けているか不安な場合は、歯科で磨き方を相談するのもひとつの手です。定期的なクリーニングを受けて歯みがきでは落とせない歯石などをとることも、歯茎痩せ予防につながります。
2.ビタミンを積極的に摂る
歯茎や粘膜の健康を支えるためには、食生活を見直して歯茎の健康を保つために役立つ栄養を摂ることも大切です。
ビタミンCはコラーゲンの生成に関わり、歯茎のコンディション維持に役立ちます。また、皮膚や粘膜の健康維持にはビタミンB群が効果的です。
ビタミンCは赤ピーマンやブロッコリー、キウイ、いちご、じゃがいもなどに多く含まれます。ビタミンB群は納豆や卵、豚肉、バナナなどに含まれます。
ブロッコリーを使った副菜をプラスする、キウイやバナナなどの果物をデザートに食べるなど、日々の食事にプラスしましょう。食欲が落ちているときは、具だくさんのみそ汁や卵入りの雑炊に野菜を加えるなど続けやすい形にすると無理なく栄養を補えます。
3.生活習慣を見直す
生活習慣を見直し、歯茎に悪影響を及ぼす習慣を止めることも重要です。こまめな水分補給やよく噛む食事を意識して口腔内の乾燥を防ぎ、細菌が洗い流されやすい状態を保ちましょう。
また、喫煙習慣は歯茎の血流を悪くし、炎症に気づきにくくしたり、歯周病を進行させたりします。歯茎痩せ対策として禁煙を検討しましょう。
さらに、睡眠不足もからだ全体の回復力が低下して新陳代謝が乱れ、歯茎痩せを招く要因のひとつです。寝る前のスマホの使用を控える、夕方以降はカフェインを含む飲み物を減らすなど、眠りの質を整える工夫をしましょう。
持病の薬で口が乾きやすくなることもあるため、気になる場合は自己判断で中止せず、医師や歯科医師、薬剤師に確認することが大切です。
4.ストレスケアをする
ストレスが続くと、無意識の食いしばりや睡眠の質の低下につながりやすくなります。日中は上下の歯を離すことを意識し、顎や肩の力を抜く時間をこまめに作りましょう。
深呼吸や首や肩のストレッチ、軽い散歩などは、からだの緊張をほぐすとともにストレスを発散することにつながります。運動でからだを動かすと血行促進にもつながり、気分転換にも役立ちます。



























