こんにちは、アインツワッパです。
みなさんは子供のころに書いた作文を保管していますか?
うちでは写真や文集などの思い出の品は大切に保管してきたので、たまに見返しては昔を懐かしんでいます。
中でも小学3年生のときに書いた「作文ファイル」はヘビロテもので、アホが凝縮されていて香味豊かな味わいがあるんです。
たとえばコレ。
原稿用紙の片隅に意味不明な計算式が書いてあります。
ケから10を引くと「1」になるそうです。なんで?
このように、自分で読んでも思わず笑ってしまうボクの作文ファイルですが、久しぶりに読み返してみると、とある読書感想文に違和感をおぼえました。
「これは……もしかして……」
その読書感想文のタイトルは「ファーブルこんちゅう記タマコロガシものがたりを読んで」。
タイトルは特に違和感ないですね。
では、本文はどうでしょうか。見てみましょう。
「ぼくは、ファーブルこんちゅう記を読んでとてもおもしろかったです。はじめに、アビニヨンは、フランスの南の地方にあって、その町はずれにきりたったげけがあります。がけの上には、ひろいすな地のおかになっています。レ・ザングルのおかです。このおかには、よく、ヒツジがやってきて、はなしがいのヒツジに草をたべさせています。けいばの、馬をなんとうもつれてきて、あしならしに、走らせている人もいます。あちこちに、馬のふんがおちています。ウマのふんをしっていますか。おまんじゅうみたいに、まるくて、ぽくぽくしているんです。」(原文ママ)
……違和感に気づきましたか? 実はこの作文、
読んでないくせに読んでるふうに書いてやがります!!
そうなんです。ちなみに『ファーブルこんちゅう記』以外にも、
・おこりじぞう
・やまんばのにしき
この2冊の感想文でも不正行為を働いています。
「えっ? なんでそんなことがわかるの?」
と思う人もいるでしょう。では、説明いたしましょう!
じゃじゃん!
23区でNo.2のデカさを誇り、
蔵書数も約75万と充実の「足立区立中央図書館」にやってきました!
ここで例の3冊の本を探しましょう。
すぐに見つかりました! 図書館は本だけじゃなくCDも借りられて最高ですよね。庶民の味方。
では、本がそろったので1冊ずつチェックしていきましょう!!