~世界遺産の地域猫文化から、入場無料で猫助けができる最新『猫博物館』、秋の世界最大級キャットショーまで~


ヴァン猫


トルコ共和国大使館 文化観光局は、8月8日(土)の「世界猫の日」に先立ち、人間と動物が共生するトルコの最新の「猫・体験型観光」トレンドを発表しました。世界遺産の街イスタンブルでは、街全体で数万匹の地域猫を育てる独自の動物福祉文化が根付いており、近年は、訪れるだけで現地の猫助けに貢献できる最新スポット「イスタンブル猫博物館」の誕生や、希少種「ヴァン猫」が過去最多の120匹誕生したニュース、さらに首都アンカラのトルコ大国民議会(TBMM)敷地内に整備された約65匹の野良猫のための近代的な「猫の生活・遊びエリア」、今年10月に開催されるユーラシア最大級のキャットショーなど、今秋にかけて最新の話題が集中しています。単なる物見遊山の観光を超え、旅を通じて癒やしと動物福祉を体感するトルコのサステナブルな新しい旅の形を提案します。

■ トルコで今体験すべき、6つの「新・猫旅」ニュース&トピックス
1. 【地域猫文化】街全体で育む、イスタンブルならではの人と猫の共生文化

イスタンブルの猫たち
イスタンブルでは、自治体が設置・管理するデザイン性の高い「猫ハウス(Kedi Evi)」や自動給餌器が街のインフラとして整備されており、スマートフォンの専用アプリと連動したデジタルな見守り網が構築されています。さらに、専用の「移動診療車(Vetbüs)」による24時間体制の医療ケアや、街のカフェや商店が猫を家族同然に店内に招き入れる「日常のウェルカム・ジェスチャー」が、安心して猫と触れ合える温かい環境を創り出しています。



2. 【聖地巡礼】旅の目的地として注目を集める、世界で愛されるスター猫たち
アヤソフィアの遺志を継ぐ猫たち:
世界遺産アヤソフィアの看板猫として世界的な人気を集めた「グリ(Gli)」は、2009年に当時のバラク・オバマ米大統領が訪れた際に撫でられたことでも知られています。愛らしい寄り目と、何世紀もの歴史が刻まれた大理石の上で気高く佇む姿がSNSを通じて世界中に広がり、国内外の多くの観光客を魅了し続けました。2020年に旅立った際には、現地だけでなく世界中のファンから追悼のメッセージが寄せられ、国際的なメディアでも大きく報じられました。



アヤソフィア(イスタンブル)

現在もアヤソフィアの境内には、彼女の面影を求めて世界中から多くの人々が訪れています。その存在は、血を引く猫や新たな後輩猫たちへと受け継がれ、歴史的建造物の厳かな雰囲気の中で、今も旅人を温かく迎えています。

カドゥキョイ地区のトンビリ(Tombili)像:

トンビリ(Tombili)像
トンビリ(Tombili)像 イスタンブルのアジア側に位置するカドゥキョイ地区には、世界的に知られる地域猫「トンビリ(Tombili)」の青銅像があります。トンビリは、歩道の段差に人間のように片肘をついて座る独特のリラックスポーズがSNSで話題となり、世界的なスター猫として親しまれるようになりました。2016年に息を引き取った際には、国内外のファンから「姿を永遠に記憶に残そう」と1万筆以上の署名が集まり、行政の協力のもと、生前の定位置に青銅像が設置されました。



現在、この像は世界中の猫好きが集まるフォトスポットとなっており、旅行者が同じポーズで記念撮影を楽しむなど、今もなお愛され続けています。

映画『猫が教えてくれたこと(Kedi)』の舞台を歩く:
イスタンブルの猫と人々の深い絆、そして温かな日常を美しく描き、北米をはじめ世界中で注目を集めたドキュメンタリー映画『猫が教えてくれたこと(原題:Kedi)』。本作は、イスタンブルに生きる7匹の個性豊かなストリートキャットの視点を通じて、街の歴史や人々との心温まる交流を映し出し、世界中の映画ファンと猫好きの心を惹きつけました。近年は、この映画のロケ地となった歴史的でカラフルな下町、バラット地区やカラキョイ地区などを実際に歩いて巡るウォーキングツアーが、海外からの旅行者の間で人気を集めています。



バラット地区(イスタンブル)

ツアーでは、映画のシーンを思わせるオスマン帝国時代の街並みや迷路のような路地を歩きながら、スクリーンに登場したスポットや、今も地元の人々に大切にされている猫たちと出会うことができます。単なる名所観光にとどまらず、映画の世界観に浸りながらイスタンブル独自の深い「猫愛」を体感できる、猫好きにおすすめの聖地巡礼ルートです。

3. 【新スポット】アートと猫助けが融合する「イスタンブル猫博物館」
アートとデザインで紐解く絆:

ベイオール地区(イスタンブル)
レトロな雰囲気が残るベイオール地区セルダール・エクレム通り(ガラタ塔のすぐ近く)に、アートやデザインを通じてイスタンブルと猫の歴史・絆を紹介する「イスタンブル猫博物館(Cat Museum Istanbul)」がオープンしました。館内では、地元や国際的に著名なアーティストによる絵画や美術品、写真、文学作品のほか、船乗りと猫の何世紀にもわたる歴史や記録など、イスタンブルの文化に根差した猫の物語を総合的に展示しています。



入場は無料(一部アートスペースやイベントは要確認)で、館内には本物の猫たちも気ままに暮らしています。博物館の利益の半分は、街のストリートキャットの福祉・ケアに寄付される仕組みになっており、旅を楽しみながら現地の猫助けに貢献できるサステナブルな観光体験として注目されています。

4. 【希少種保護】水を好む神秘の希少種「ヴァン猫」、過去最多120匹が誕生
保護プログラムの劇的な成功:
東部アナトリア地方のヴァン湖周辺に生息する「ヴァン猫」は、水を好む習性があり、左右の目の色が異なるオッドアイでも知られる純白の希少種です。ヴァン・ユズンジュ・ユル大学のヴァン猫研究センター(ヴァン猫ハウス)による手厚い保護プログラムのもと、直近の繁殖期には過去最高水準となる120匹の仔猫が誕生しました。この保護の成果により、現地を訪れる旅行者が愛らしい仔猫たちに出会える機会も広がっています。



国宝級の扱いを受けるターキッシュアンゴラ:



ヴァン猫


ターキッシュアンゴラ
シルクのような美しい被毛を持つ「ターキッシュアンゴラ」は、世界最古の長毛種の一つであり、トルコが世界に誇る格式高い先住猫です。かつて王侯貴族に愛された歴史を持ち、現在もトルコ国内では「国宝級」の存在として、国家レベルの手厚い体制で血統が守られています。特に首都アンカラの動物園などの公的施設では、純粋な血統を守るための保護プログラムが実施され、大切に育成・公開されています。左右の目の色が異なる神秘的なオッドアイや気品ある姿を間近に観察できるスポットとして、世界中の愛好家を魅了しています。親しみやすい地域猫文化とは異なる、トルコの格式ある猫の歴史を象徴する存在です。




5. 【公共機関の取り組み】トルコ大国民議会に、地域猫のための近代的な生活・遊びエリアが誕生
2026年3月、首都アンカラのトルコ大国民議会(TBMM)敷地内に、約65匹の地域猫が安心して暮らせる近代的な「猫の生活・遊びエリア」が整備されました。屋内・屋外の生活スペースをはじめ、断熱仕様の猫ハウス、病気の猫専用のケアエリア、遊具やキャットウォーク、給餌・給水ステーション、常駐スタッフによる管理体制を備え、猫たちの健やかな暮らしを支えています。公共機関が率先して動物福祉に取り組む象徴的な事例として、トルコに根付く「人と猫が共生する文化」を改めて感じられる取り組みです。

6. 【最新イベント】ユーラシア最大級のペット見本市と国際キャットショーが開催
PETZOO Eurasia 2026: 2026年10月7日(水)~10月10日(土)の4日間、イスタンブル・エキスポセンター(Halls 1-3)にて、ユーラシア最大級のペット産業見本市「PETZOO Eurasia 2026」が開催されます。本イベントでは、25カ国以上から250社を超える企業が出展し、最新のAIペット技術やプレミアムフードが集結します。さらに、世界中から多くの猫が集まる「WCF(世界猫連盟)国際キャットショー」やビューティーコンテストも併催され、世界の猫カルチャーの今を体感できる秋のイスタンブル旅の注目イベントとなります。

<イベント概要>
- イベント名: 「PETZOO Eurasia 2026」※WCF国際キャットショー併催 
- 開催期間: 2026年10月7日(水)~10月10日(土)の4日間
- 開催場所: イスタンブル・エキスポセンター(İFM) Halls 1, 2, 3
- イベント規模: 25カ国以上から250社を超える企業が出展するユーラシア最大級の見本市
- 展示内容: 最新のAIペット技術やプレミアムフードなど世界の最先端ペットカルチャー など

人と猫が自然に寄り添う日常が息づくトルコは、癒やしの旅とサステナブルな観光体験を同時に叶えるデスティネーションとして、今後も多彩な魅力を発信していきます。

トルコについて
トルコはアジアとヨーロッパを結ぶ要所として、何世紀にもわたり文化的な交流と多様性の拠点と考えられてきました。多様な文明が反映された歴史、遺跡、自然や美食を有し、多目的なデスティネーションです。伝統とモダンが融合した芸術やファッションをはじめ、ダイナミックなショッピングやエンターテインメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。2025年には全世界から過去最高の約6,400万人の観光客が訪れました。2023年にトルコ共和国として建国100周年、2024年には日本との外交関係樹立100周年を迎えました。
トルコの詳細は公式ウェブサイト(https://goturkiye.jp/)または以下の SNS をご覧ください。
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トルコ観光広報・開発庁(TGA)について
トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、国内外の観光市場においてのトルコのブランディングを確立させ、観光やビジネスにとって魅力的な渡航地としての認知を高めるため、文化観光省が定めた観光戦略や政策に基づき、あらゆるプロモーション、マーケティング、コミュニケーション活動を行っています。世界各地の現在の観光機会を促進・販売するとともに、観光の潜在的分野を発見・改善・確立していきます
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