夫が動き出す伝え方3選

次に、CHAPTER3「人が動き出す伝え方」から、夫が動き出す伝え方を3つ抜粋してお伝えします。

1: 期限を入れる

人は、期限を与えられていない用事は、緊急性が高くないと判断し、後回しにしがちです。

夫がなかなか動かないのは、期限を伝えられていないからかもしれません。

夫への依頼事には必ず「いつまでに」という期限も併せて伝えるようにしましょう。

<例>
NG「手が空いたときでいいから、お風呂の電球を付け替えてね」

OK「暗くなる18時までに、お風呂の電球を付け替えてね」

2: 仲間に引き込む

人は社会的な生き物。仲間意識を強く持っています。

なので、ただ単に頼みごとを言われて一人で動くより、誰かと一緒になにかに取り組もうとするときのほうが、はるかに動こうという気が起こります。

「一緒に~しよう」と伝えて、仲間に引き込む形で動かしましょう。

<例>

NG「今度の土曜日は買い物に付き合って」

OK「今度の土曜日は一緒に買い物しよう!」

3: 相手軸で話す

人は、相手の話が自分にとって「得になる」と分かれば、動きます。

夫に対しても、自分がしてほしいことばかりを主張するのではなく、『相手軸』で考えて、夫にとってのメリットも伝えましょう。

<例>

NG「今度の休みは、庭の手入れをやってね。今のままだとお客さんが来たときにみっともないし、落ち着かないわ」

OK「今度の休みは、庭の手入れをやってね。きれいになったら、あなたが前々からやりたがってたバーベキューしましょうよ」