杏仁豆腐などのスイーツも豊富です

サラダバーの裏にはスイーツコーナーが。杏仁豆腐やマンゴープリン、マーラーカオ(中国風蒸しカステラ)などが置かれていた。楊貴妃が好きだったライチもあった。中国南部原産のこの果物は、楊貴妃が早馬で運ばせたという逸話がある。

ビュッフェはランチは2,198円(90分制)、ディナーは2,968円(120分制。共に土日祝日は別料金。ドリンクバーは220円。すべて税込)。

実食レポの前に、白状させていただきたいことがある。

ビュッフェを取材する以上、すべての料理を味わい尽くし、料理の感想を伝えなければならない。すべてとはいわないまでも大半の料理を食べ、味の評価を正直に紹介するのが、ミッションだと思ってきた。

ところが、今回に限りミッションインポッシブルでした。なぜなら小籠包がおいしくて、ついつい7皿も平らげてしまった。焼売を2皿食べたらもう満腹で。それでも点心以外の、カウンターに用意された料理を皿に取り、9品いただいたら完全にギブアップ。

小籠包に執着したのには、ワケがある。

上海に豫園という庭園があるのだが、40年数前、その一角にたたずむ小籠包専門店に何度も通ったことがある。「甜點菜楼」のように、小籠包を作る点心師を横目に見ながら食事をした覚えがある。

当時、日本には、小籠包を食べさせてくれる店はまだ珍しく、上海へ行くたびにその店に通ったものだ。

あれから40数年。既製品ではなく、手作りの小籠包をビュッフェで提供する店が登場したことを思うと感慨深く、嬉しくて、しかもおいしくて食べ過ぎしまった。